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さっさと済ます? 後回しにしちゃう?

 夏休みも後半だ。東北以北だともう終盤の子たちがいるだろう。宿題が気になる頃だろうか。

 大人になってから、子供の頃の自分が宿題をさっさと済ますタイプだったと思い出しては自分で感心してしまう。「さっさと」どころか猛スピードだった時期もある。
 中学高校時代は、試験が終わってから終業式まで少し日数があって、その間に8割がた必死で終わらせる。もうそうなると夏休み最後に追い込まれてしまうより実は問題があったのではと思う。問題ってのは、夏休み明けのテストがあったものだから。それを考えるとね。だって宿題済ませてから一ヵ月以上経つと内容を忘れちゃっていて。
 漢字だけは好き過ぎてコツコツ毎日するので、夏休み明けの漢字テストだけ良かったけど、あとの成績は……。
 でもメリットは夏休みをスッキリ、心おきなく楽しめることだった。
 小学生の頃もお盆入る前には全部済ませていて、中盤辺りからそりゃあもう伸び伸びしたものだった。

 で、息子は後回しタイプだった。

 「えー別に後でも良い」「えー別にそんなに気持ちに負担じゃないよ」「えー別に」とか言って、絶対に先になんてやらないのだ。
 そこを無理矢理やらせようとしても、お互いにストレスが増すばかりなので、もう放っていた。案の定、休みの終盤になると「あああ。宿題やらなきゃな~~」と毎日うめく言葉が私にもストレスなのだけど。
 それでも本人が自分で責任もって宿題をどうにか済ませるのだから意味はあったのだろう。

 そして大人になってからの私は、すっかり後回しタイプになっている。
 もうそれはそれは、日々つくづく感じているのだけど、やらなければならないことをさっさと済ませた日は自分が誇らしくなるほど、普段は後回しタイプ。
 本当にどうしてもってことはさすがにさっさと済ませるけど、日常のルーティンワークみたいになっていること以外は後回しにしてしまう。
 こんなだから息子の気持ちもわかってしまうんだよな。

 今年度、ちょこっと仕事をしていて、期限の当日じゃなく前日までに済ませよう、と決めているからまだマシなのだけど……。でもそこまでだって本当は猶予あるのに、決めた前日ギリギリまでどうも腰が重たい。時間が切羽詰まらないと、「ああやらなきゃな~」となかなか腰が重たい。腰は物理的にも重たい。
 「もう少し時間あるかー」「〇時くらいからでも間に合うかー」「ウーン明日で良いかー」。
 「ああやらなきゃな~」。

 さっさとやれば良いのに。でもさ、ほら。私ったら今note書いていて忙しいでしょ。
 
 ……てな具合で今の私は逃避中だ。

 ああやらなきゃーやらなきゃなーー!


*この後、どうにか終わりました。

読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。