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【毎週ひでトーク】【対談】(後編)マイナンバー制度普及による未来って?with尾崎正直衆議院議員

音声配信はコチラから

おはようございます。衆議院議員の川崎 ひでとです。

今週も「毎週ひでトーク」を聞いていただき、ありがとうございます。

この配信では、私川崎ひでとの政治活動の中で気づいたことや、思ったこと、時事ネタ、ぶっちゃけ話などをお話ししてます。

そして、この音声配信は

女性・ママのチャレンジ・社会での活躍を推進。

はたらくひとの喜びが、高い生産性につながる。はたらくママも嬉しい(まかせる企業も嬉しい)事業支援サービス#AnyMaMa(エニママ)さんのご協力のもと、ブログとnoteに文字起こしをしております。


さあ前回の放送では尾崎正直デジタル大臣政務官をお招きして、

「マイナンバー制度普及による未来って?」

をお話をいたしました。今回の放送はその後半戦になります。

どうぞ。



川崎ひでと(以後川崎):
ここでもう一つお伺いしたいのが、

実は今回このマイナンバーがちょっと皆様からの不信を持たれてしまったもう一つの理由として、

健康保険証との一体化っていうのが大きな話題になってると思うんです。

ここもきちんとなぜ健康保険証とマイナンバーカードを一緒にすべきなのか、

ここもまた目指す世界があると思うんですけども。


例えば健康保険証ってなると、

当然ながら医療機関に受診に行ったときに、

今までより何か良くなるの、

こうしたところもあると思うので、

ぜひこの辺りも教えてもらえればと思います。

尾崎正直衆議院議員(以後尾崎さん):
はい、ありがとうございます。


重要なポイントです。


まず、健康保険証の廃止っていうことを盛んに言われていますけれども、


これはやはり期限を切ってということにはなる。


とは言いながらも、その大前提として、

国民の皆様方にしっかり信頼をしていただくということが大事なので、


このことはもう信頼感を得られるようにするためにも、


今から全力を挙げていくと。


これが大事です。

そして、仮に例えば保険証をなくしても、

マイナンバーカードに一本化されても、

じゃあカードなくしたらどうするんだ、

とそういうご意見をいろいろいただいたんですね。

川崎:
ありますね。

よく地元からそういうお話がきます。

尾崎さん:
でもなくしても、また再取得されるまでの間、
もう資格確認書みたいなもので、
ある一定しっかりと保険適用ができるようにするための制度という
バックアップのための制度を設けるということでありますから、

まずはそこはご安心をいただきたい。


と、そういうふうに思うわけです。


ただ、
『紙の保険証からマイナンバーカードが、保険証として機能することとなること』

でできることは本当に、


劇的に広がっていくわけです!!!


まず第1に、資格確認を必ずしないといけないじゃない。

川崎:
はい

尾崎さん:
あなたはどういう保険証ですか?

健康保険のこれは入っておられるんでしょうか?

みたいな話になったときに、
国保なのか協会けんぽなのかいろいろありますね。

その確認っていうのが、オンラインで一発ですぐできるような、

今までは全部その保険証ごとに紙で書いて照会してってことをしないといけなかった。


それがすぐできるようになるというのがまずありますけど。


他にもたくさんあります。


まず、このマイナンバーカードをかざしていただくことによって、例えば特定健診の情報とか

川崎:
はい。健康診断とかね。


尾崎さん:
さらに過去飲まれたお薬の情報とか、

こういうものを全部オンラインで参照できるなるわけです。


ご本人の同意が得られれば、

お医者さんがそれを見て診断をしていくと出していくことができるようになる。


できる限り、

もういろんなこのお薬手帳なんかも含めて、

ご本人がどういう医療を受けてこられたかってことについて、

よく詳細に知っていただいた上で医療を受けたいもんですよね、

診療を受けたいもんですよね。


もうぜひお医者さんたちがそういう制度、

そういう情報をご活用いただくことで、

本人にとってできるだけ最適な医療を提供できるようにする。


それがこの保険証紐づけの、最大の理由ということです。

川崎:
そうですよね。

だから、

今だと、お薬手帳をもし忘れちゃったら、

見てくれているお医者さんは何の薬を飲んでるかわからない。

そして、お薬を飲まれている患者さんも自分のお薬、

例えば複数種類あったら、

どの薬飲んでるかって名前までちゃんと覚えてるかっていうとわからないですよね。

尾崎さん:
わからないですよね。


必ずしも全て説明できるものじゃないだろうと思いますしね。


結果としてやっぱり重複投薬が生じてしまったり、

ということも多々あるんだろうと思います。


それからもっと言うと、

救急車に急遽乗ることとなったって言ったときに、

ご家族が必ずしもお薬手帳全部持ってるのか、

とか。

川崎:
それはそうですね

尾崎さん:
ご本人が説明しきれない場合だって出てくる。


でも、そのマイナンバーカードを見ていただければご本人の情報が入ってる。


さらに、
特定健診の情報を生かしていただくことができるようになるので、

すると例えば、この血液検査の結果からこの方、

どうも腎臓が弱いんじゃないか、

だからこんな強い薬をやめておこうとか、


そういうことが判断できるようになる。


本人がね、

私はちょっと腎臓が弱いのがあって、

ご本人が言えればいいですけれども、

必ずしもそういうことについて、詳しく説明しきれるとは限らないじゃないですか。

川崎:
そりゃそうですよね。

尾崎さん:
症状によってはですね。


そういう形でこのマイナンバーカードを保険証と一体化することで、

できる限り『ご本人の事情に応じた』医療が提供できるようになることを目指そうとしてきていると、

これが大事です。


2点目ということになります。


さらに言えば、

今後例えば高額医療費に伴ういろんな手続きなんかもしなければならない。


一旦窓口でお金を払ってそれから後に払い戻しを受けたりするってことも、

今まで高額療養費なんかについて行ってきたわけでしょうけれども。


初めから高額療養費の適用だってことがオンラインでわかるようになるので、

初めから窓口で全ての金額を払わなくて済むようになるだとか、


さらに言えば確定申告の取るにあたっても、

医療費の控除なんかを受けるのも、

もう全部このマイナンバーカードを使って、

いっぺんにオンラインでできるようになるだとか。

川崎:
そうですね。

尾崎さん:
いろいろ便利になっていくはずです。

さらに将来的には様々なこの医療情報について

より個人の情報をこのマイナンバーの紐づいた保険証によって提示できるようになっていくこととなれば、

これはまだ法律の改正とが必要ですから今できるわけじゃありませんよ。


でも、そういうふうなことがどんどんどんどん広がっていけばいくほど、

本人の事情に応じた個別最適な医療


っていうのを提供できる社会がやってくるだろうと。

そういうことをぜひ目指していきたいということなんですが。


今、


そもそもマイナンバーカード以前の問題として

マイナンバーと保険証との紐づけ誤りが一部にありました。


これ1億2000万の紐付けがあるうちの7000数百ということでありますから、

今度一部の中の一部なんですけれども、


それでもいけないことですこれは。


ですからこれについてしっかりと、今見直しをして、この信頼回復が大事です。


しっかり頑張りますので、ご心配おかけしたことを申し訳なく思っております。

川崎:
それでも今日はこのマイナンバーの、

健康保険証まさに利便性と、

あとはより良い医療が受けられる。


さらには、

保険証が、健保のか、

あるいは国保なのかとか、


こうしたことの判断が不要だから、

おそらく事務処理も、

病院ごとの事務処理っていうのが明らかに楽になると、


そうするとそこの部分のまたコストカットだったりあるいはもっと、いいところに、人手を割くとか、


こういうこともできると思うので、こういうマイナンバーの制度の良さっていうのを、


もっともっとデジタル庁から言ってほしいなというのが切なる願いでございます。


尾崎さん:
おっしゃる通りでございます。


はい。


しっかりお伝えできるようにしていかなければならないと思いますね。

川崎:
今まさに国会が閉会して、

尾崎政務官はどうしても省庁にいなきゃいけないんですけども、

我々はもう地元帰るじゃないですか、

そうすると地元で国政報告会してマイナンバーについてお話をさせてもらうと、


「あ、そういうことだったの。そんなに良くなるの」


と初めてそこで気づいてもらえるので、


我々政治家もこれしっかりとPRしていく必要があります。

尾崎さん:
どうぞ、よろしくお願いします。

川崎:
ええ、政府と自民党が一体となってやっていきたいなと思います。


今日はマイナンバーのお話を正直政務官から、お聞きできるとは思いませんでしたけれども!

尾崎さん:
本当にしっかり、

総点検をやってですね、

信頼回復に努めてまいりたいと思います。

ただ本当にマイナンバーおよびマイナンバーカードの制度を進展させていくためには、

デジタル完結できる便利な社会がやってくる。


そして、デジタル関係された社会っていうのは、

それぞれの個別のニーズ・事情に応じた公的サービスが提供され、

民間からもおそらくそういうサービスが行われることができる。


それぞれの個性を最も生かした個々それぞれの事情に対応した、

取り組みができるそういう社会を目指すってことになると思うんですよね。


ぜひ、もうそういう社会を目指して頑張っていかなければならんと思ってます。


多分ここが日本が今最も諸外国に比べて遅れてるところ他の一つだと思います。

川崎:
そうですね。


頑張らなきゃいけないですね!


そういうわけで、今日は尾崎正直デジタル大臣政務官に、


この毎週ひでトークご出演いただきました。


またぜひ機会があればご出演いただきたいと思います。


尾崎さん:
よろしくお願いいたします。


川崎:
今日はどうもありがとうございました!


尾崎さん:
ありがとうございました。


最後はお知らせです。

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それでは今週も張り切っていきましょう!


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