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「笑顔」がビジネスにおいて重要だと言いきれる理由

ビジネスにおいて「コミュニケーション」は、最も重要なことだと思っています。そのコミュニケーションを円滑に進めるうえで「笑顔」は重要だと言い切れます。

高橋優さんの楽曲『福笑い』の中に「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う。(中略)誰かの笑顔につられるようにこっちまで笑顔がうつる」という歌詞があります。

最近、この曲の良さを実感することがありました。仕事柄、多くの方に取材をする機会がありますが、やはり第一印象というのは大事です。
良い印象が残っている人の共通点を考えてみたところ「笑顔が多い」ことがわかりました。

逆に言うと、笑顔が少ない人は第一印象のみならず、印象自体が悪くなってしまいます。もちろん初対面で緊張しているとか、人見知りで打ち解けるまで時間がかかる人もいるでしょう。ただ印象は受け手が受け取るものなので、感じてしまうのはどうしようもないことです。もっとはっきり言ってしまうと「仕事なんだから、人見知りとか知らんがな」って感じです。


笑顔が多い人には親近感を覚えますし、深い話まで聞ける(聞いても良い)気がします。笑顔を見ると、こちらまでつられて笑顔になり、緊張もほどけます。
笑顔が少ない人だと「この人怒ってるのかな? 私のことが嫌いなのかな?」と、不安や緊張を感じてしまいます。


そう考えると「笑顔」というのはビジネスにおいても、とても重要だと言えます。

笑顔=コミュニケーションが円滑に進む、コミュニケーションが円滑に進む=ビジネスがうまくいくと考えられるからです。

もちろんコミュニケーションが円滑に進むだけで、ビジネスがうまくいくケースばかりではありません。しかしコミュニケーションさえうまく取れていれば、軌道修正はできます。


個人的にはコミュニケーションがうまく取れる人とは、継続的に仕事をしていきたいと思うし、コミュニケーションがうまく取れない方と仕事をし続けていくことはストレスです。

会社命令などの理由で、どうしても付き合わざるを得ない場合は別ですが、自分で選べるのなら、わざわざストレスを感じる人と仕事をしていく理由はありません。だってストレス嫌じゃん。

常に笑顔でいなきゃダメ?

とはいえ、何も常に笑顔でニコニコしていて、愛想を振りまいていこう! ということを言いたいわけではありません。無理に笑う必要もないし、自分の意見や主張はするべきです。

みなさんの周りに「いつもはほんわかしていて、笑顔のイメージが強い。だけど、いざというときに頼りになる人」はいませんか?

イメージで言うと「いつもニコニコしているアニメキャラクターが、真顔で本気になったら、めっちゃ強い」やつ。ドラゴンボールの魔神ブウ、るろうに剣心の緋村剣心みたいな感じですかね。自分の中では堺雅人さんです(アニメキャラじゃないけど)。


なんだか笑顔のイメージが強い人が、自分の意見・主張があるときに、急に真顔で言ってきたほうが説得力ありませんか?

私なら「あ、この人マジなんだな」って思います。

笑顔でいることは、相手にストレスを感じさせないだけではなく、自分の意見を通しやすくなることにもつながると思います。

なにより、笑顔でいることは0円で実践できます。タダでこんなに使えるツールはないです。

コミュニケーションツールのひとつとして、笑顔をうまく使いこなせるといいのではないでしょうか。


笑いにくいこんな世の中だからこそ、難しい顔をせず、笑顔で仕事をしましょう。

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