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新マナーを作って世界を支配しよう
※この記事はラジオ企画を提案するものです。
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始まりました。
佳和里おーなです。
突然ですがみなさんは「マナー」は得意ですか?
私は神社へのお参りの際、二礼二拍手一礼の順番がわからなくなり、
「二礼の後は・・・一礼? 拍手? これも2回?じゃあ礼は? 2回? じゃあ拍手も2回じゃん!」と繰り返している内に無限ループに入ったことがあります。
私は普段それほどマナーを気にするタイプではありませんが、なんとなく神社という厳かな場所では守らなければいけないという強迫観念に襲われ、この時は二礼ニ拍手一礼ループに陥ってしまったのです。
もしかしたら私たちは知らず知らずの内にマナーに支配されているのかもしれません。
そこで思いついたのですが・・・
今この世界においてマナーを創生する存在であるマナー講師になれば、
どんな無茶苦茶なことを言っても「マナーなんでぇ、守ってもらわないとぉ、困るんですよね、ハハッ」と伝えればすべて解決です。
もしかしたら社会や規則が発達した現代において、最強の職業を見つけてしまったのかもしれません。
とはいえ、こういうものは信じ込ませないと効力がないという弱点もあります。
マナー講師として、やがて世界を支配したいと考えるのであればある程度真実味のあるこじつけを作ることが必須条件と言えるでしょう。
例えばこんな新マナーを作ったとします。
新マナー《お祭りマナー》
『神輿の写真を撮るときはピントを合わせてはならない』
これに対し「なぜか?」をちゃんとした理由をこじつけて答えられなければなりません。
Q.「なんで神輿の写真を撮るときはピントを合わせてはならないの?」
A.神輿とは神様を運ぶ乗り物です。神様非常に恥ずかしがりやなので普段みなさんの前に現れることはない存在なのです。神輿に乗っている時も姿を見せず、自らを運んでくれている人や見に来ている人、お祭りにかかわっている人たちにひっそりと幸福を与えることが役割なのです。そんな神様の姿を自ら見に行こうとするのは、神様のひっそりと幸福を与えるという役割に反します。お参りする際に神社やお寺の建物の扉を率先して開ける人がいないように、神様の姿を見ようとすることはとても失礼なことです。なので神様の乗り物である神輿も、神様の姿を見ようとはせずに、ピントを合わせないことで、「神様に対して経緯を払っているよ」という意味を持つ立派なマナーなのです。
どうです? 17秒ぐらいで考えたにしてはそれっぽいでしょう。
自分でも何言っているかあんまりわかってないですが、とてもマナーっぽいです。
「これはマナーだ」と思わせたら勝ちというゲームにしたらどこかで人気が出そうです。
こんな感じでみなさんも新しいマナーを作り、特定の界隈を席捲してみてはいかがでしょう。
思いついたマナーがあったらぜひコメントで教えてくださいね。
以上。
次回は「情報統制された世界の豆まきにありがちなこと」でお会いしましょう。
それでは。
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