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開業準備前夜(開業10ヵ月前)

こんにちは、瓦.Tokyoの西田です。

早速、飲食店の開業準備に関して色々と書き残したいと思いますが、
その前に、準備に先立って、私が行ったことをご紹介していきます。


上司に相談する

開業を決意してから、まず私が行ったことは、「職場の上司に相談する」でした。

私が瓦そば屋を開業したいという夢を持っている事は、
社外の友人、もしくは一部の同期の間にしか話しておらず、
当然仕事で関わりのある方々には、積極的に話した事はありませんでしたから、
私が近い将来、退職する可能性がある事を早めに報告しなければと考えました。

当時、年度末をもって退職するのが、一番区切りも良いかなと思い、
2016年4月以降の組織・体制を検討し始める、2015年末には報告しようと、
2015年11月に、まずは直属の上司に、退職を考えてる事を報告しました。

その時の反応は、驚かれると同時に、職場に引き留めて頂きながらも、
私の計画の甘さについて、指摘を頂きました。

・報告当日以降のアクションが曖昧なので、もっと明確にした方が良い
(勢いで辞めた後、手詰まりになったりしないか?)

・飲食業(特に経営者)の知り合いがいるなら、酸いも甘いも話を聞いた方が良い
(隣の芝が青く見えてないか?)

など、引き留めようという意図も含まれていたかもしれませんが、
今振り返れば、本当に有難いアドバイスを沢山頂きました。

そして、言われた通り、アクションプランの策定と並行して、
飲食業を生業にしている友人に、まずは話を聞いてみる事にしました。

飲食業に携わる友人の意見を聞く

当時、ITの仕事が嫌になった訳ではなく、
単純に、「挑戦しないで死んだら絶対後悔する」と思っていただけなので、
正直、誰に何と言われようと、瓦そば屋をやるつもりではいましたが、
自信や情熱の裏付けがないと、上司と話すにも説得力に欠けるようにも思い、
一度、飲食業に携わる友人の生活や経験、意見などを、
ヒアリングする機会を頂きました。

結論としては、自分の情熱が薄れる事も、決意が揺らぐこともなかった訳ですが、
・土日営業するので、友達と休みが合わないのが辛い
・終日立ち仕事で、腰にくるし、体力的に大変
・お酒を出す以上、面倒な対応・仕事も多いので、ストレスは多い

など、色々な苦労話も聞く事が出来ました。
それも踏まえた上で、「それでもやるけどね」と改めて思えた事は、
良かったなと思っています。

実際始めてみて、その通りだなと思う瞬間も多いですが、
「想定内」として自分の中で消化できるかどうかは、
精神衛生上、とても重要な事である様にも思います。

その友人は当時、飲食業ってどうしても敬遠されがちで、
周囲からのリスペクトも得にくい職業なので、
働いている人達の地位を向上させたい!というような事を言っていました。

世の中の人が仕事をしていない時に、憩いの場を提供する仕事ですから、
土日も休みで、17時退勤というのはなかなか難しいかもしれませんが、
しっかり売上を作り、お客さんへの還元と並行して、
従業員にも還元していけるように、これからも頑張りたいなと思います。

アクションプランを策定する

そうして、改めて自分の情熱を確認した上で、
「瓦そば屋をやりたいな」というふわっとした妄想を、
徐々に具体的なアクションに文字化・可視化する作業に取り掛かりました。

当然、自分で飲食店を開業するノウハウは持ち合わせていませんから、
このような、開業経験者のブログなどは、すごく参考にしました。

そういう経緯もあり、私はこのnoteが
未来の飲食店経営者の助けになればと思って、書いています。

当時は以下のような感じで、必要なアクションを考えていたと思います。

①お店のコンセプトを考える
②物件を取得する
③融資を申請する
④内装の工事をする
⑤開業

上記noteでも書きましたが、
①は「瓦そば屋」という明確なイメージがあったので、
次にアクションを具体化していくべきは、②物件取得と、③融資申請でした。
具体的には、以下noteをご一読ください。