男は黙って当たりくじ！アタリ付き駄菓子が子どもに人気の理由とは？

みなさんは
アタリ付き駄菓子を買ったことがありますか？
僕はアタリ付き駄菓子ばっかり買っていました。
なぜなら、アタリ付き駄菓子が大好きだからです。
今回は、なぜアタリ付き駄菓子が
子どもから人気を集めていたのか
そのカラクリを解き明かそうと思います。

アタリ付き駄菓子とは？

アタリ付き駄菓子とは、
駄菓子の袋を開けると、
「あたり」や「はずれ」が書いてあり、
当たった場合は駄菓子がもう一つ貰える
素晴らしい駄菓子です。
「あたり」と書いてある駄菓子だけでなく、
「50円あたり」と金券方式で
アタリが出る駄菓子もあります。

初期のアタリ付き駄菓子といえば、
「棒きなこ」や「紐引き飴」と言ったところでしょうか？
棒きなこは
きなこがまぶされた砂糖菓子が
つまようじに刺さっている駄菓子です。
つまようじの先が赤く塗られていたら「あたり」です。
その場でもう一本もらうことができます。

紐引き飴は
長い紐の先に飴がくっついており
くじ引きの千本くじのように
どの紐にどの飴がくっついているのか
分からない仕組みになっています。
棒きなこのようにあたりが出れば
もう一つもらえるのではなく、
飴の大きさがそれぞれ違うので、
大きな飴を引いたら
「ラッキー=実質あたり」
という解釈になります。

これらの駄菓子は約60年前の1950年代に発売された駄菓子です。
これらのアタリ付き駄菓子が
昔も今も根強い人気を誇っているのは
一体どうしてなのでしょうか？

アタリ付き駄菓子が子どもに人気の2大理由

アタリ付き駄菓子が
なぜ子どもに人気があるのか、
自分なりに分析してみました。

①子どもは質より量を求める
自分達が子どもだったあの頃を思い出してみてください。
今の自分では考えられないくらい
いくらでも駄菓子を食べられましたよね。
むしろ、食べ足りないくらいでしたね。
味についてはどうでしょうか？
甘ければ何でも美味しい！
しょっぱければ何でも美味しい！
味に奥深さなんて必要なかったのです(笑)

どうすればたくさん駄菓子を食べられるかを
子どもなりに考えた結果、
アタリ付き駄菓子でアタリを狙うのが
最も多くの駄菓子を食べられるのではないか
という思考に繋がるのです。

②「あたり」の快感を味わいたい
誰しも一度はアタリ付き駄菓子で
当たったことがあるかと思います。
僕はあの時の快感が今でも忘れられません。
僕は小学生の時、いつも100円のお小遣いをもらって
駄菓子屋へ行くのですが、
何を買っていたと思いますか？

ヤッターメン10個です。
そうです。
手持ちの100円全てを
ヤッターメンに費やしていました。
別にヤッターメンが
極端に好きだったわけではありません。
ただただアタリが見たかっただけです。
ヤッターメンの魅力は、
金券方式の当たりくじで、
100円相当のアタリが出ることもある、
快感MAXの駄菓子なのです。

このように、アタリ付き駄菓子は、
「食べて美味しい、当たって嬉しい」
2つの幸せを感じることができる
素晴らしい駄菓子なのです。

業界を激震させたアタリ付き駄菓子

さて、ここまででアタリ付き駄菓子が
子どもに人気の理由がお分かり頂けたかと思いますが、
そんな中、アタリ付き駄菓子好きな人達に
衝撃が走る駄菓子が誕生しました。

それは、

ゴールドチョコ（福田製菓）です！！

見た目はまさに金の延べ棒で、何といっても
必ずアタリ（金券式）が入っているのです。
値段は50円でお高め。
そして50円とは思えないほどの
ちっちゃいチョコが入っているのです。
コスパは最悪ですが、
それでも子どもたちには大人気でした。
僕もその一人です。
子どもにとってアタリの快感は
一種の中毒のようなものですね。

ゴールドチョコは
アタリを求める子どもの為だけに
開発された駄菓子である
といっても過言ではないでしょう。

まとめ

アタリ付き駄菓子は昔から人気の駄菓子です。
質より量を求め、
アタリの快感を求める子どもが多いからこそ、
根強い人気を誇っているのだと思います。
大人になった今でも、
当たった場合は恥ずかしがらずに持っていきましょう！