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現実が小説に追いついてきた?〜新型コロナウイルス

私が『首都感染』の書評を書いたのは、2月26日でした。約1ヶ月前です。

この時は、新型コロナウイルスの感染もまだそれほどではなく、私も含めて世の中の人はどこか「対岸の火事」といった気分でいたように思います。

それがわずか1ヶ月で、ここまで事態が深刻になろうとは。今や全国の学校が臨時休校になり、外出やイベントが自粛され、ついにはオリンピックまでもが延期か、という話になっています。

昨日でしたか、小池東京知事が、「今後事態が深刻化すれば、首都封鎖もあり得る」という発言をしました。

まさに高嶋哲夫さんの『首都感染』の世界の話ではないか……と思いました。

事実は小説よりも奇なり、と言います。

私は何だか怖くなってきました。


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