弁護士 河野冬樹

第一東京弁護士会所属。東京都千代田区にある法律事務所アルシエンにて弁護士をしております…

弁護士 河野冬樹

第一東京弁護士会所属。東京都千代田区にある法律事務所アルシエンにて弁護士をしております。 本好きが高じて学生時代より出版関係に関わり、著作権関係が専門。ここでは主に個人のクリエイターさん向けに役立つ記事を書いていきたいと思います。kawano-law.net

最近の記事

クリエイター向け法律勉強会 第1回「二次創作と著作権」 開催のお知らせ

弁護士の河野冬樹と申します。 先日から、クリエイターの方向けに、月額5000円で、著作権侵害や報酬の未払いに対する請求を着手金無料で行える、個人向け顧問弁護士サービスの提供を開始して、クリエイターの皆様の様々なご相談を聞かせていただいております。 契約されている方とお話ししていると、皆さまがおっしゃるのが、「著作権や法律ってよくわからない」「でも、本当は自分でも知っておかないと困るんだろうと思う」ということでした。 実際、クリエイターの方の場合、自分が創作活動を行う際には、

    • 著作権侵害はなぜ後を絶たないのか~個人向け顧問弁護士サービスのご案内~

      弁護士の河野冬樹と申します。 著作権侵害に関する案件を多く扱っていて、思うことがあります。 それは、非常に今更なのですが、個人ならばともかく、なぜこんなに、それなりの企業までもが著作権侵害を行うのだろう、ということです。 恥ずかしながら、最初は、相手方が著作権に関する知識がないのだろう、くらいに思っていました。 知識がないものだから、侵害が発覚した場合のリスクの認識も、場合によっては違法なことをしているという認識もなく、侵害に及んでしまっているのだろうと。 しかし、

      • ライター向け契約書ひな形①(解説付き)

        弁護士の河野冬樹でございます。  きっかけは、Twitter上で何の気なしにつぶやいた話題でした。 と、自分から契約書案提示するといいよ、と書いたのですが、ふと気づいたのです。受注者(クリエイター)の側から契約書提示する場合、参考にできるひな形ってあったかな、と。 確かにネットを探せば契約書のひな形は落ちているし、文化庁の契約書作成支援システム(https://pf.bunka.go.jp/chosaku/chosakuken/c-system/)などはそれなりに

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