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上海・人民広場の X-24h 智慧便利店(ちょっと残念)

 上海地下鉄の人民広場駅の構内にある新型コンビニの X-24h に行きました。
なんだかサイバーな外観です。おすすめ度:★☆☆☆☆1

店内には、なんだか未来感のあるサイバーなラックが3本並んでいます。
このラック自体は動かなくて、ラック内の惣菜が乗っている棚が上下に回転していく仕組みです。陳列効率が悪いです。

手前の丸枠は、購入者が立つ場所の指定です。ここのセンサーで、どのラックを誰が開けるかを決定しているのかな。商品を購入すると、受付にいるスタッフの方が持ち帰り用の箱を持ってきてくれました。(無人コンビニではなかった!)

商品や値段はアプリで確認できます。決済もアプリ内です。1個300円くらい。隣には、ドリンクやアイスのマシンがあります。

1.コーヒーは、アメリカ人もびっくりな薄さでした。(飲みきれない)
2.アイスはすごい化学色でサイバーな味がしました。(食べきれない)
3.オレンジジュースの生搾りマシンは、他でもときどき見かけます。

今は「2個買うと1個くれる」キャンペーン中ですが、これもスタッフのお兄さんが管理端末を叩いて手配してくれました。とくにハイテクな未来はありません。

X-24h の場所は、地下鉄の人民広場駅の18番出口の近く(改札と同じレベル)です。駅構内なので、交通の便は良いです。

[まとめ]
今回の X-24h については、なんだか辛口の紹介となってしまいました。
しかし、無人コンビニを含む小売店業態で、こういう『フィジビリ』あるいは『本番実験』を各社が多様なアプローチでトライしているのは、中国のとても面白い点です。そこそこの投資が入っていると思われますが、フットワークが軽い! この X-24h はお客さんも少なかったので、きっとすぐ改装したり、Version 2.0 が登場してブラッシュアップされそう。

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以下は深センの無人コンビニの例。





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