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アルジャーノンに花束を。

どうもです。イワタです!
「本」がテーマなので、今回は僕が好きな小説について書かせて頂きます。僕自身が今まで読んだ本の中で1番好きな小説、それは

「アルジャーノンに花束を」ですね。

著者はダニエル・キイスさん。書かれたのは1959年とかなり昔の作品ですが、何回か映画・舞台・ドラマ化もされており、2002年に放送された、ユースケ・サンタマリアさん主演のドラマでこの作品のことを知りました。

本作の内容としては主人公・チャーリイ・ゴードン自身の視点で「経過報告」として日記のように書かれてて、序盤は幼児が書いたような誤綴りだらけで文法的にも破綻が多くて、彼の周囲の事柄が描かれているんですよ。
物語が進み、脳手術の影響で主人公の文章のスタイルは高度で複雑なものへと変わり、思考の対象もより抽象的で複雑な内面の描写へと変化していくのですが、最終的には脳手術の副作用で知能が徐々に戻ってしまって、序盤の文章スタイルに戻ってしまうんです。

僕が見てたドラマ版はハッピーエンドでしたが、小説verはどこか救いの無い結末だなって思いましたね。大まかな内容こそ似てはいますけど。

僕自身も障害者だからか、読んでてすんごい感情移入しちゃいましたね。

「せんせい、あたまがいいひとたちは、しあわせですか?」

この本にはその1つの答えが記されています。
ネタバレになるので詳しいことは書きませんが、障害者である人、思いやることの意味を知りたい人は、是非読んでみてください。

それでは、イワタでした。