旅は徒然 シカゴ ブルーズ

アメリカ横断紀行13日目
今日の都市はシカゴ。シカゴといえばブルーズ。ブルースブラザーズの一作目ラストシーンでカーチェイス繰り広げていた光景が目の前に拡がった時駐車場なかったけど興奮して、同行の手羽先さんはアクセルベタ踏み。なんてことはなく。

前日まで南部のそれほど高層ビルもない田舎を走っていたので久々の文明に触れて驚き、恐れ、速い車の流れに翻弄される私たち。ちょっと落ち着き、旅で最初で最後のツーショット。

久々の都会だったので、ユースホステルに泊まった。旅のメモに、"南アフリカのジーは朝早く旅立った"というトピックがあったが、今となってはジーの顔を思い出すこともできない。旅は一期一会。うっすらとその大きかった身体を思い浮かべる事は出来る。なんか儚い。

前日までキャンプとか車中泊が基本で、久々のソファに私はこの笑顔。やっぱり都会と文明が私は好きなのかも、しれない

ソファにうつつをぬかしてはいられない。音楽だ。音楽を聞かなければ。向かった先はブルーズのハコ

ドラムはバキバキのシャッフルに、老齢かと思われるのに、パワフルなギター、ウネルベース。街の空気にあった力強く、金属的なゴツゴツしたアンサンブルがクールでした。
次に向かったのはジャズクラブ

これやー!私の求めていたジャズサックスはー!と、1950年代にタイムスリップしたようなサウンド。いつまでも伝統として受け継がれていって欲しいな。ビバップよ永遠に。ありがとうシカゴ。

この後我々はフロリダを目指します。
待ってろマイアミ!!
(この旅行記は2014年の夏に行ったアメリカ大陸横断の記録です)

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