伝えたいことがある。家族の日だから。

11月の第3日曜は、家族の日と言うそうです。

母の日、父の日、子どもの日はメジャーですが、
まだまだ家族の日は馴染みがないですね。

（ここまできたら、姉の日、弟の日、一人っ子の日とかあってもおもしろそう笑）

ふと思い出したことがある、
わたしが小さい頃、かまってくれない〜、遊んでくれない〜
とふてくされてゴロゴロとして、
見もしないテレビを眺めていたときのこと。

それでも、
母は「ご飯できたよ〜」と声をかけてくれ、
父は「お、今日のご飯もおいしそう〜」とプシュッと缶ビールのプルタブを空けていた。

母が構ってくれなかったのは、
ちょうど晩ご飯の支度をしていたから。

自分が家族を持って、ご飯を作る側になって、
同じように子どもが拗ねているのをみて、

やっと気づけた。

あのときの自分は、
自分の都合ばっかりで、ワガママばかり言って、周りを困らせていた、
あぁ、親に申し訳なかったなと。

わたしが小さいとき、
今のわたしの歳くらいの母は、家事に育児に仕事に、
昼も夜も常に何かをしていた。

この間、母とランチをしたけれど、
こないだ友だちと飲み会をしたとか、ようやく旅行に行けるかなとか、
ギターを練習しているとか、メルカリを始めてみたとか、
ウキウキといかにも楽しそうな姿を見て、とてもうれしくなった。

母には、
今までできなかったこと、これからやりたいこと、
心ゆくまでのびのびとやってほしい。

家族の日だから、というわけじゃないけれど、
せっかくなのでキッカケにしよう。

・・・なんでもない日常に、身近な人に、ありがとうを言おう。

ついついおろそかにしがちなこと。
追われるような毎日の中で、本当に大事なものを置いてけぼりにしてしまう。

わかってくれるだろう、とか今さら照れくさいとか思ったりして。

支えてくれて、ありがとう。
至らないことを教えてくれて、ありがとう。
信じてくれて、ありがとう。

笑わせてくれて、ありがとう。
素敵な笑顔をみせてくれて、ありがとう。
がんばってる姿を見せてくれて、ありがとう。

おいしいご飯を食べて、おいしいねって言い合えたり、
どんどん成長していく姿を見れたり、
ときには、うまくいかなくてふてくされているところだって、

なんだかんだあっても、
笑ってネタにしてくれたり、

本当にいつも、ありがとう。