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【ひきこもり・不登校#2】これはちょっとうれしいかもしれない

昨日はうつ病・ひきこもりの人がしてほしくない関わり方について書きました。
今日は反対に、私がひきこもっていた時に、ちょっとうれしかった関わりについて書いていきます。
※これもあくまで私の場合ですので、そこのところご理解ください。

昨日の記事はこちら↓

適当

適度な関わりという意味です。例えば「朝ごはん作っておいたから、食べたらお皿洗っててねー。じゃあ私は出かけてくるわ」っていう感じです。
・朝ごはん作ってくれた→自分はできないからありがたい。
・皿洗いの指示がある→それぐらいはできる。やりたい。
・私は出かけてくる→変に気を遣われない。一人になれる。ホッとする。
できないことはやってあげる。やれることはやらせる。ずっと一緒にいるわけでも、完全に放っておくでもなく、適度な距離感で適度に関わる。
これは多くのうつ病・ひきこもり経験者の人にうなずいてもらえると思います。

ほっこり話

「ねえねえ、聞いてよ!○○ちゃんち、犬飼い始めたんだって。見て見て!超かわいいよー。」「知らんがな」と答えながらも、そんなほっこり話にわざわざイライラすることはありません。ポイントは動物であることですかね。人間以外の。人間だったらついつい自分と比較してしまいますからね。
少し話が逸れますが、自殺を考えていた時にどこかの記事で「人間以外の動物は自ら命を絶つことはしない」というのを見て「確かに」となったのを覚えています。人間には余計な機能が備わっているんだなと思ったものです。

差し入れ

とにかく自分じゃ何もできないのがうつ病。だけどそんな時でも悔しいことにお腹もすくし、喉だって乾きます。しかしそれよりも「動きたくない」の方が勝つので、自分でやることはしないのですが、そんなときにそっと差し入れを持ってきてもらえるととても助かります。私がうれしかったのは甘いココア。あの甘さがいいんですよね。人生の苦みを感じている時なので、余計に甘いものを欲しているのかもしれません。

頼りにされる

昨日、してほしくない関わりに「期待」と書いてあったのに「頼りにされる」ってどういうこと?と思われたかもしれません。
これは本当にさじ加減が難しいんですけど、重くない程度に「頼られる」というのが、自己肯定感が下がりすぎないという意味で重要なことだと思います。
ポイントはその人がもともと得意なこと、好きなことについて頼ることです。得意なこと、好きなことだったら、たとえしんどい時でも、ちょっとやってみようかなという気持ちになります。私の場合はパソコンの設定でした。妻や妻のお母さんからたまにお願いされていました。パソコンの設定ぐらいだったら、家から出る必要もないし人に会う必要もない。それなのに「ありがとう」と言ってもらえる。ひきこもりの人はどうしてもパソコンやスマホを触る時間が長くなりがちなので、自然と詳しくなっていきます。なので、パソコンやスマホの設定や使い方を尋ねて、教えてもらって「ありがとう」と伝える。おすすめです。

いかがだったでしょうか。関わり方に正解はありませんし、人によっても違いはあると思います。しかし、その人に合った適切な関わり方をしていくことにより、ひきこもりの期間は多少短くできるのではないかと私は考えています。

みなさんだったら、どのような関わり方をしてもらいたいですか?また、経験者の方はどのような関わりがうれしかったですか?ぜひ、コメント欄でお知らせください。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それではよい週末を。

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