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【失業】よくつくり、よく食べる。一汁一菜でよいという提案。

退職して1カ月が経過しました。カワコです。
5年と7カ月の工場勤務を経て退職。
転職先ではたった3日の勤務となったが、ただただダメージを受け終了した。

体調も悪く、うつうつもした。
お腹も下りっぱなし。

寝たり起きたりしながら、世間から取り残されたような孤独感で落ちてゆく。


“世の中の、何の役にも立てていない”


“収入もない”


そんな考えが頭の中をグルグルと渦巻いていた。
食欲もわかず、体重も落ちた。

しかし
自分は食べなくとも、家族の食事は用意しなくてはならない。
出先からの帰りはコンビニへ寄り、弁当を買った。かけるだけのパスタを摂ったり、カップ麺や温めるだけの冷凍食品がおのずと増える。


ここでもまた罪悪感がわいた。

少しずつ回復し、通常の生活へ向かってゆく。
のろのろと洗濯をしたり、掃除機をかけたり。
そのあとは求人をみる。
当たり前だが、それはあっという間に終わる。
他にも何かすればいいが、そこまで気力も沸かない。時間をもて余した。
忙しく仕事していた身からすれば暇すぎた。

“そうだ、ゴハンを作ろう。”

これも世間からしたら当たり前のことだろう。
しかしこれまで、工場仕事の疲労と更年期症状があり、うまく毎回作れていなかった。
帰宅後は時間ギリギリまで座り、ようやく重い腰を上げ食事の準備をした。

ただのレンチンさえも体がだるく辛かった。

現在は時間にゆとりがありすぎ、
昼は何にしよう…
夜は何にしよう…

もちろん大したものは作れないが
ごはんのことばかりを考える。

毎回ごはんを炊き、みそ汁をつくる。
あとは、おかずを一品。
余裕があればもう一品つくる。
そして漬物と納豆。もう十分すぎる。

土井善晴さんの『一汁一菜でよいという提案』を知り、ごはん作りは気負わなくてもいいのだと吹っ切れた。
というか思いだしたのだ。
以前に本を持っていたが売ってしまった。
また買い直そうか迷っている。


「おかわりしてね!」
家族には声をかけ、足りなければごはん
もしくは具だくさんのみそ汁で補うと割り切った。おかずも一品だけなので多めに作るから大丈夫。
すると苦がなく作れる。

ごはんとみそ汁っておいしいものだなと、しみじみ感じる。
近ごろはカップ麺も、かけるだけのパスタも減った。食べていない。

自身のことだが、グルテン(小麦製品)も腎臓を疲れさせる原因になると知る。
へバーデン結節にはよくないので控えめにしていたところなのでちょうど良い。
ごはんとみそ汁最高!

そうして
よくつくり、よく食べているうち
気のせいか、体のだるさが減ってきたように思う。
さらに以前よりも気持ちが前向きになっている!

…気がする。
(※個人の感想です笑)

掃除の範囲も増え、
少しずつ自分を取り戻し中。


最後までお読みいただきありがとうございます。


ゆっくりと、じょじょに
ね。


カワコ

みそ汁、おかず少なめ
夫のお残しを食べるための余力
みそ汁にはごま油をたらしていただきます
これくらいで十分
胃腸も調子がいい
これも粗食という?

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