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軽自動車税をクレジットカードで納付した

やっとわが町でも軽自動車税をクレジットカード決済できるようになったらしい。
喜ばしいことだ!!!!!

恥ずかしい話だが、これが田舎の自治体…ということだろうか。

長きに渡り、郵便局か銀行窓口。もしくは市役所出納係で納めてきた。

そして3年前くらいだろうか。
謎にLINE Pay(スマホ決済)に限り、オンライン決済が出来るようになっていた。


意味がわからない。


“LINE Pay決済が出来るのに、なぜ世に多く出回っているクレカ決済ができないのだ…”

あと、行政サービスが何かとLINEに頼っているのも好きではない。

国や地方行政が、一つのアプリにお金や情報を預けてしまっていいものか?
個人情報流出の、問題のある会社に…だ。

これにはかなりいきどおった。


口座振替という道もあったが、税金でそれをするのは負けになるような気がしていた。

“血税を自動的に吸い取られるなんて…”

自ら納めたいという気持ちがあった。
これを以前、同僚のおばさんに話したところ、

「分かる!私も自分で納めに行ってるよ。口座振替は負けだよね!」

彼女の配偶者もわがやと同様に、体に不自由を抱えているようだった。
   申請をして、もらえるお金。
   税金控除
   年金の手続きなどなど、
仕事の休憩時間、お金についての情報を共有した。

色々と教えてくれた。
知恵をくれる人だった。


もらうお金は自動的に入って来ない上、手続きなど手間や関門も多い。
逆に、国民年金や税金など、こちらが納めなきゃいけないものは、忘れていても請求が来る。
否応いやおうなしに追いかけてくる。


「負けになる」

同じような感性だ。ふたりで笑った。

ついでにいうと、この町ではコンピニ支払いさえできなかった。

口座振替で自動的に吸い取られるのも嫌だったため、昼休憩や平日休みの日など、限られた時間を駆使し金融機関までおもむき、納めていたのだ。
面倒くさいながらも毎年出向いた。

しかし事態は一変する。
コロナ禍の時代が来た。外出もままならない日常だ。


外出したくない上に、銀行等のATMにも触りたくない。

“未知なるウイルスに感染したくない。”

“仕事以外の外出はしない。”


極力、家から出ない生活を選んだため、買い物だってほぼ個配サービスに。

税金納付も…
泣く泣く全て、口座振替にした。

その手続きに市役所窓口へ行っただけでも、
“感染するのでは!”
と震えた。

同時に、あらゆる支払いはクレジットカードと決めた。
お金そのものや、店員さんと触れ合うことを避けるためだった。

……

話を戻そう。
3年ほど経ち、わが町は税金の一部をクレジットカード支払いができるようになった。

家族の軽自動車税の建て替えが必要となったため、再びこの支払いと向き合う。

もしかしたら、昨年辺りから支払い方法が増えていたかもしれないが、それはもうどうでもいい。クレカで支払える喜びには代えられない。


家から出ず、自らの手で支払いが完結する!


送付物をよく読むと、支払い方法が増えていた。

  • インターネットバンキング

  • スマートフォン決済
    (PayPay、au PAYなど)

  • 全国のコンビニエンスストア

なんと。
コンビニエンス支払いが増えているじゃないか!

あとは従来どおり銀行・郵便局窓口での支払いと口座振替がある。


スマホ決済も種類が増えている!


というのも、『地方税支払いサイト』を使い、決済を行うようにしたからだ。

選べるお支払い方法
クレジットカード、インターネットバンキング、口座振替(ダイレクト方式)(期日指定可能)、ペイジー番号発行など、さまざまなお支払い方法からお選びいただけます。

※ログインして利用する場合のみ選択可能なお支払い方法があります。

※上記の他に関連サービスにてお手続きいただくことも可能です。(詳細はこちらの「スマートフォン決済アプリ一覧」をご参照ください。)

地方税お支払サイト より引用
  • au PAY

  • F-REGI(エフレジ)

  • さふぽぽコイン

  • ファミペイ

  • PayB

  • モバイルレジ

  • atone

  • PayPay

  • 楽天銀行アプリ

  • Wallet+

  • 京銀アプリ

  • 北陸銀行ポータルアプリ

  • YOKA!Pay(熊本銀行)

  • YOKA!Pay(十八親和銀行)

  • YOKA!Pay(福岡銀行)

  • はまPay

  • d払い

  • 楽天ペイ

  • BankPay

  • 真庭市地域通貨まにこいん

  • J-Coin Pay

  • 西日本シティ銀行アプリ

  • AGENTアプリ

  • りそなグループアプリ

  • JRE BANK

(2024.05.28現在)

こんなにある!驚く。
初めて聞く名前もある。
便利になったものだなぁ。


いざ、支払いだ。
さっそくやってみよう。

まず、わたしの持っているクレジットカードで支払いができるのか?
サイトで確認したら問題なさそうだった。

ここから『地方税お支払いサイト』へ。

スマホのカメラからQRコードを読み取っていく。

  • STEP1
    eL-QR読み取り画面
     ↓

  • STEP2
    eL-QRを読み取り
    納付額を確認
     ↓

  • STEP3
    支払い方法を選択
     ↓

  • STEP4
    手続き完了

eL-QR読み取り画面


支払い方法と納付額を確認。

クレジットカードの他に、インターネットバンキング、口座振替、ペイジーも選べる。
システム利用料は金額によって違うので、注意が必要。

あらかじめ登録したメールアドレスに
確認コードが届くので、それを入力する。


このあとは外部サイトへ。

注意事項が書かれているのでよく読む。
確認後、チェックを入れる。

次の画面でクレジットカード情報を入力し、完了!


……


あっというま。簡単だった。
これまでの苦労や葛藤が嘘のようだ。


この支払いで気をつけること。

• システム利用料は、納付者(カード利用者)負担。
• 納付手続後はいかなる理由においても、取消できない。
• 納付手続後はいかなる理由においても、利用カードの変更、支払回数の変更はできない。
•納税証明書は発行されない。
(車検等で必要な場合は、事前に対象の地方公共団体に自身で確認)
・領収証書は発行されない。
(領収証書が必要な場合は別の方法での納付が必要)

手数料がかかることは知っていたが、領収書や納税証明書が必要な場合、この方法が向かないと知る。

この町では車検の際、すでに納税証明書は不要とされているので問題なし。


月末に、すべりこみで無事クレジットカード納付を完了した。

と、同時に悔しい。
その都度、クレジットカード払いしたかった。

わがやは負けを認めたことで、すでに口座振替になった。今後これにすることは、おそらくない。



最後までお読みいただきありがとうございます。


もっとはやく。
この仕組みを導入してほしかった。


「支払い方法、いつの間にか増えたしょねー!」
と、元同僚のおばさんの声が聞こえてきそうだ。

「ほんとさねー。おっそいわ!!!」
って、答えようかなと思ってる。

会えるかな?


カワコ



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