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オシャレとは縁遠い でもこれからは

おしゃれとは縁遠いカワコです。
ほぼ毎日ジーンズにパーカーやTシャツなどのカットソーで過ごしている。

変わり映えせず、まるで制服のよう。

そもそもオシャレとは縁遠かった?

結婚前はちょいちょい洋服も買っていたが、21で結婚。
結婚してすぐにベビーも授った。
第2子、第3子もすぐ授かり子育てに大忙し。

そもそもオシャレとは縁遠かったが、ここで拍車がかかり、すでにこの頃からジーンズとカットソーというスタイルが定着してしまった。
子供がいるとお金がかかる。
自分に使えるお金を捻出するは至難の業。
洋服は必要最低限。
服は買いたいものランキングの下位である。

普段着としてのスカートだって1枚もない。
通年カジュアルGパンスタイルだ。

年齢とともに

これまでは、原色や少しくらい明るめの色も選んでいた。
現在はといえば
黒、ネイビー、グレーの3色がデフォルト。
たまには濃いめのグリーンやベージュがも加わる程度。
白髪も手伝ってなおさらファッションに身が入らない。

靴下においてはほぼ黒。
急な弔問も心配いらない。
丈はスニーカー用の短いものだったが、部活動応援で屋外で長時間過ごしていたら足を虫に刺された。パンパンに腫れた。
それからというもの、丈の長い靴下がデフォルトになった。

年齢とともに、人間守りにはいるのだ。

何を選んだらいい?

50手前のこの年齢。
正直何色を着ていいのか分からないのだ。
本当に悩ましい。

過去読んだ本に、好きな色3種くらい決めておけば迷わないし、モノも増えないと買いてあった。
なるほど!と思い実践している。

影響されやすい人間なのだ。

シンプルな暮らしというワードも好物だ。


明日死ぬとしても新しい服を買おう と思えたら幸せ

そんなある日、糸井重里さんのほぼ日のエッセイに出会った。

ほぼ日刊イトイ新聞 「今日のダーリン」


日々更新されてしまうため、同じものは貼れなかったが、田中泰延さんがリポストされていました。


【ぼくは思ったね「明日死ぬとしても新しい服を買おう」と。】

“明日死ぬとしても新しい服を買おう?”

心に重く、ドンと来た。
そんなふうに思えるっていい。

日々の生活に馴染みすぎず、とことん死ぬ間際まで、好きなこと貫けたり楽しんだりするって理想だ。

もう何年も、何十年も無頓着に暮らしてきた。

そこは固定せず、何にでも楽しむ気持ちを、
大切にしながら生活するのもいいのかなって。

さらに今野良介さんのポストを見つけた。



本当に素敵である。

仲間うちで「いくつになっても着たい服、好きな服をを着たらいいんだ。」
という話に落ち着くのだが、なかなか実践するには至らない。

田舎のわが町で、ポストのような高齢でオシャレしている人に出会ったことはない。
少し派手だったり、まわりに溶け込まない人がいれば一躍有名人だ。
たちまち町中に知れ渡る。

少し人口の多い旭川まで行けば、病院でもオシャレ高齢者の方を見かける。
先日見かけた人は、ピンクコーデだった。

他には、昔活躍されてた水森亜土さん風な人もいた。

また別な場所には、外国人のご夫婦と思しき2人。
中高年くらいのその女性は、ミニスカートを履いていた。日本と違い、きっといくつになっても好きなファッションを楽しんでいる。

遭遇すれば、瞬間「お?!」と思うのだが、
こんなふうにファッションを楽しめている人たちは自分を貫いていて強いと思う。

そういう気持ちが欲しい。

いくつになっても、楽しむ気持ちって大事なのだ。


思い出したのが昨年コートを選んだ時。

白と茶とネイビーがあった。
見た目は断然白が好きだった。
鏡を見ながら合わせる。自分ではなかなかいいと思った。

…が、
店員さんにやんわり他の色をすすめられ、これがいいとは言えなかった。

実際見慣れたネイビーが1番馴染んで見えた。

ここが頑張り所だったのだと思う。
結局ネイビーを選び取った。

さいごに…

無難ばかりでそのまま通り過ぎず、
好きなものも見たい。手に取りたい。挑戦したい。

ただ老いるだけではつまらない。

あとは…
人からどう映っても“気にしない”という強い気持ちなんだけど…

案外それが1番難しいんだな。

急に変えるのは難しい。
少しずつ楽しみながら、ね。

さ、今日も明日も元気に。


カワコ


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