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今週何読んだ?

暑い。暑すぎていつも以上にくたばっていた今夏。本もそれなりには読んではいたけれど感想のアウトプットまでには至らず、自分の内側に言葉たちが溜まってきたような息苦しさを感じていたナツの終わり。え、終わるの夏ほんとに?

9月もまだまだ暑さは変わらず(もう10月だぜ?)。しかしようやく身体と心からの「出せなくて苦しいよ~!!」の悲鳴を受け止められるくらいの正気が戻ってきたみたいデス。というわけで、読んだ本についての軽めのアウトプットでもしていこっかな、という趣旨の読書日記をどぞ。


『サロメの断頭台』


それなりに本は読んでたというたものの、実はここ1週間程あまり読書が捗らず…。図書館で予約して借りたけど期限が迫ってきて半ば無理くり読み始めた感ありなコチラ。

話題になった『方舟』『十戒』を読んで、はわぁぁ…!!と衝撃を受けた夕木春央さん。他のはどんなんぞ?と気になって最新作を。

時代は大正時代。あまり時代ものを読まないので、最初はフーンてな感じでちょびちょび読んでたんですが、途中から頁をめくる手が止まらない…!
やっぱり夕木さんだけあってラストは衝撃の展開なんです!はわぁぁ…!!←

『方舟』『十戒』も衝撃的だったんだけど、
何を隠そう(隠してない)、私は物語の人物に感情移入したい派。だけど『方舟』『十戒』の2作(特に『方舟』)は、人物描写があんまり印象に残らず…というか寧ろ誰にも感情移入できなくて。その点だけちょっと気にかかっていたんですよ、そういう作風なのかな?と。

だけど今作を読んでその懸念は杞憂だったことが判明シマシタ。
だって気になりすぎる蓮野の来歴!!
探偵役(のハズ)の井口とその妻紗江子のやりとりの可笑しさ!!
人物描写が…なんつってエラそうなこと言うてすみません夕木先生っ!!

というわけで、シリーズの他の作品も読もーっと!と決意した、大満足な作品でした。


『恋せよまやかし天使ども』

さて次は漫画。ちょっと電子で齧ってた少女漫画なんですが、父ちゃんとのお出かけから帰って来た娘に3冊バーンと渡されて(既刊3巻)「めっちゃキュンキュンするから読んでみ!」と(何その発言かっわいーと思った母だがそれはどうでも良い)言われ、素直に読みました。

いわゆる「完璧美少女」と、同じく「完璧美男子」として名を馳せるふたりの恋模様を描いたこちらの作品。3巻はちょうど佳境に入ってきたところで、続きも楽しみぃ。

主人公の美少女おとぎの真っ直ぐさときっぷのよさが気持ち良いし、同じく美男子いっこくのギャップもよき…、何ですの、可愛すぎやしませんか、おふたりとも?と、ニヤつきながら読んだよw。こういう少女漫画って癒しやね…はふぅ(何かを摂取)。

さて、こちらの漫画は前述の通り娘から渡されたのですが、おそらく娘は私に読ませる事で次巻からの(母による)自動購入を狙ったと思われます(3冊は財布父)。
ふっ…乗ってやろうじゃないのさ、その策略に
。そうして母は漫画自動購入マシンと化すのであった(まんま娘の思うツボ)。


『団地のふたり』

本屋でジャケ買いのこちら、しばらく積んでいたけれど「そういやドラマ今やってるんだよな〜」と急に思い出し、積読山から取り出してようやっと読み始めました。
前から読もうと思ってだけど埋もれた山から取り出すのめんどくさかっただけです、すいません(なんせ夏バテですべてがめんどくさい)。

ドラマのキャスティング好き〜と思ってたけど、未だ観ていない(9月も半ば過ぎ)。
小説の方は、ちょっとずつ楽しみたいタイプの作品なので(個人的主観)、しばらくちびちび読む予定であります。
ちなみにこんな団地暮らし、わたしもしたい。


『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』

こちらも疲れた心身に笑いと喝を…と思って積読から引っ張り出してきた本、かなり前から積んでるやもしれぬがまあそれは良い。

やっぱりスーさん好きすぎる。ニヤニヤしながら寝る前に読んでる。この勢いでジェーンスー祭り(積んでる著書読破)しようかな。
そうそう、先日伊藤亜和さんのエッセイ読んだんだけど、スーさんと似たスピリット感じて痺れた。大好き。こんな文章書ける人たち、うらやますぎる。その感性ください。

というわけで、小説1冊・漫画1タイトル(3巻)・読みかけ2冊を読んだ今週の読書事情。何やかんやまあまあ読み散らかしてますね。
来週は何読めるかなーん。





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