わたしのシステムはあなたのシステムと同じではない
わたしが「自分さがし」を始めてから、わたしの「システム」を知るまで、結構時間がかかった(まあ「自分さがし」って何やねん、とは思うけど、カテゴライズすると「自分さがし」なので)。
人はそれぞれ違う。
そんな事言われんでもわかってるわ!!と怒られてしまいそうだけど、ついつい「自分のアタリマエ」を人に押し付けてしまったことってないだろうか。全くない!!って自信を持って言い切れる人って、そうそういないんじゃないかと思う。
「わたしのアタリマエは、わたしのシステムに基づくものであって、あなたのアタリマエではない。」
そんな事を私が実感を持てるようになったのは、エニアグラム心理学を学んだからだろう。
私のいう「エニアグラム」とは、古代ギリシャから伝わる智慧を心理学として企業や公共機関などで使われているエニアグラム心理学のこと。
エニア(9つの=ennea) 、グラム(図=grammos) という言葉が表すように、人の性格を9つのタイプに分けて円の円周上の9箇所に配置し、図で捉えるという心理学である。
人間のタイプが9個だけのわけねぇだろ!!って声もきこえてきそうですが、まあざっくり9に分けます。といっても厳密に言うと9じゃなく、人によって上下左右のパターンに加えバランスも人によって変わりますので、そこそこヴァリエーションがあります。「図」なのがエニアグラムの最大のポイント(しかも平面図じゃなくて立体図、この「図」が凄いんです!!)。
タイプの分類には、生年月日や生まれた場所なども必要ないし、もちろんスピリチュアルな能力も必要ない。その人の行動や思考のパターン、周りの人との関係の築き方、親子関係など、つまりその人の「システム」がわかってしまうのです。それがエニアグラムが『究極の心理学』といわれる所以。
そんなエニアグラムを学び始めてもう2年。周りの人は大体観察分析対象です(←こわっ!)。気付けば「あの人このタイプやなー」とか考えてる。2年経っても学べば学ぶほど奥深くて、興味は増すばかり。もちろん師匠の教え方がわかりやすいからってのもありますけど。だって独学で勉強しても、わかる気全くしないもんww(ただ最近ひねって考えすぎて逆にわからんようになることもあるけれど…)。
「わたしのシステムはあなたのシステムと同じではない」それがしみじみ感じられるようになると、人生の辛さってかなり軽減するもんだと思う。わたしのような人間には、特に。
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