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そしてこれからどう進んで行くかがわかるのが

他の人から比べて私は、「自分の内側」を見る度合いがかなり強いようだ。

行動よりも観察したり考えを巡らせたり、或いは分析したりの方が得意(でも数字の分析は苦手)。これはエニアグラム心理学を学んで改めて確認したこと。エニアグラム心理学によるタイプの分類の中で、私はもっとも内側にエネルギーを注ぎやすいタイプのようだ。だけど、自分の憧れの人は間逆のタイプがほとんどだった。そう、思い立ったら即行動、考える前に動いちゃいます!みたいな、外側にエネルギー向かってる人。

エニアグラム心理学ではメインとなるタイプに加えて、サブタイプなるものが存在する。それは円周上に配置された9つのタイプのうち、メインタイプの隣り合わせたタイプになる。メインとサブの割合は人それぞれだし、タイプの強弱の出方も、状態の良し悪しも人それぞれ(状態の良し悪しはそのとき置かれた自分の環境でも変化する)。その中でも、私は両方内側エネルギーw。正直、「自分めっちゃ陰キャやん!!コミュ障やん!!生きにくっ!!」って自分で突っ込みいれそうになった(*陰キャやったりコミュ障が悪いわけではありません*)w。だって圧倒的に、前述した(私の憧れである)「外側にエネルギー向かってるタイプの人」のほうが人生エンジョイできそうな感じしません?絶対的に生きやすそうですやん。

エニアグラム心理学では大きく3つのグループに分けることもできる、そのグループはそれぞれ【本能】【感情】【思考】といわれている3つ。それぞれのグループ毎に、さらに3つにわけられて、それぞれ、エネルギーのベクトルが①外側に向かうタイプ、②内側に向かうタイプ、③両側に向かうタイプ、となる。

【本能】グループの①外側ベクトル は、外敵から身を守るため「自己主張」として攻撃性が現れるタイプ。一方の②内側ベクトル は、完璧を求め内面の衝動を抑える「ストイック」さとして現れる。③両側にベクトルが向いていると、平和と調和を求めて両方(のベクトル)をシャットダウンすることになる。すべて本能的なものがベースになっているので【本能】というグルーピング。

次に【感情】グループの①外側ベクトル は、他者に対して愛情やエネルギーを注ぎ、それによって自分の価値を見出すタイプ。それに対して、②内側ベクトル は「特別な自分」としてアイデンティティの確立に価値を見出す。③の両側ベクトルは、セルフイメージを外側に向かって達成することで「自分の価値」を獲得する。どれも【感情】がベースになっているグループ。

最後に【思考】グループの①外側ベクトル は、外側の楽しいことにエネルギーを向けて「考えない」ようにするタイプ、②内側ベクトル は 情報や思考で内面にエネルギーを向けるタイプなのだが、それは外的な不安から逃げるため。③の両側ベクトル は、内側の不安を外の世界の「頼れるもの」に向けつつ、考えるタイプ。といった具合で、どれも【思考】がベース。

これだけをざっと説明しても、何のこっちゃ、だよね。
なので、それぞれのタイプにタイトルがつけてある。それはこんな風だ(※〈外側〉=外側ベクトル / ベクトルの方向)。

【本能】
①〈外側〉自己主張と強さで統一する人。
②〈内側〉ストイックな完璧主義者。
③〈両側〉平和と調和を求めるナチュラルな人。

【感情】
①〈外側〉愛情を持って人を助ける人。
②〈内側〉独自の世界を持つ個性的な人。
③〈両側〉成功を求めて達成する人。

【思考】
①〈外側〉好奇心で動く楽天家。
②〈内側〉知識と情報を集める探求の人。
③〈両側〉繋がりを求める慎重な人。

ざっと見てみると、「え!めっちゃいいやん!」みたいなのと、
「え?それどうなんデスカ?」みたいなのに分かれませんか(そう思うの私だけ?)。

でも、どれにも優劣はなくて、どれにも長所と短所があるんですよ。
そう、私のタイプにも、もちろん、あなたのタイプにも。

だから自分のタイプを知って終わり、ではなく、そのタイプの出力の仕方や、今の状態、そしてこれからどう進んで行くか、がわかるのがエニアグラムの醍醐味であり、スゴイところ。
だからエニア(9)で、グラム(図)なんです(図が大事なの)!

ほんで私みたいな「生きにくい」と思ってる人間が(もちろんそうでない人もだけど)、自分の持ち味をフルにいかせて、「はー、私このタイプでよかった!!幸せ!!」っていえるところまで統合していくのが、エニアグラムを使う目的。
そして、ひいては「自分の人生を全うする」ってことなんじゃないかな、
とひそかに思ったりしている、今日この頃。

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