大学生主催のマーケティング体験講座に参加して来ました!
7月3日に行われた「マーケティング体験講座」に参加してきました!
私以外は全員大学生で、ちょっと浮いてました🤣
今回、講師として来てくださったのは、NPO法人「身寄りなし問題研究会」代表の須貝さんとNPO法人「健康サポートプラス」理事長の奈良橋さん。
身寄りなし問題研究会は、高齢者支援を主に行っている団体で、おじさまレンタルなど高齢者と若者との互助(支え合い)ができるようなコンテンツを作ってます。
健康サポートプラスは、児童発達支援を行っている団体です。
高齢者・子供にそれぞれフォーカスした事業をされているので、
①高齢化社会の問題
②子どもの居場所問題
この2つをテーマにビジネスモデルを作りました。
4つのグループに分かれ、①か②のテーマでビジネスモデルキャンバスを作ります。
私のグループでは、①の高齢化社会の問題をテーマに考えました。
まずはブレインストーミングをして、ひたすらアイデアを出していきます。
SNS、お店、農業、〇〇教室、コミュニティ作りなど。
出てきたアイデアを元に考えた結果「交流型の料理店」で進めていくことになりました。
これを元にビジネスモデルキャンバスを埋めていくと
CS (Customer Segments - 顧客セグメント)
意味: どんなお客さんがいるか。
高齢者の作る料理を食べてみたい、作ってみたい若者
ワビサビ好きの外国人
コミュ障だけど料理ができる独り身高齢者
VP (Value Propositions - 価値提案)
意味: お客さんにどんな価値を提供するか。
世代間の交流
高齢者の存在価値の創出
CH (Channels - チャネル)
意味: どうやってお客さんに届けるか。
SNS、回覧板、自治体を活用する
CR (Customer Relationships - 顧客との関係)
意味: お客さんとどんな関係を築くか。
家族のような親密な関係
RS (Revenue Streams - 収益の流れ)
意味: どうやってお金を稼ぐか。
お客さんに手伝ってもらうことで、バイトいらずで低価格で提供
KR (Key Resources - 重要な資源)
意味: 事業を運営するために必要なもの。
人的資本
KA (Key Activities - 重要な活動)
意味: 事業を成功させるために必要な活動。
SNS、回覧板、自治会などで拡散
KP (Key Partners - 重要なパートナー)
意味: 事業を助けてくれる人や会社。
食に興味のある若者、外国人、NPO法人
CS (Cost Structure - コスト構造)
意味: どんなお金がかかるか。
食材、家賃
今回は、高齢者が孤独にならないようにすることにフォーカスしているので、マネタイズについてはそこまで考えてません。
高齢者の対象の幅を広げすぎると、ビジネスモデルがまとまらないので「独り身の料理ができる高齢者」に絞りました。
今回作ったビジネスモデルは応用ができ、例えば「農業ができる高齢者」を対象としたときは「交流型の農家」にして、他の項目はほぼ同じ内容にすることができます。
各グループが発表していきましたが、個人的に良かったと思ったのは、主催者の大学生が提案した「怒らない大人を作る学校」です。
心理学・アンガーマネジメントなどの科学的根拠をもとに、子供が伸び伸びと育つ子育てを教えたり、子供の悪い面ではなく良い面を見る方法についても教えてくれる学校です。
私は、『WHOLE BRAIN』という本を読んで、脳の仕組みをある程度理解するようになってから、怒ることがほぼなくなり、不安になったりすることもなくなりました。
自己コントロールの方法の習得を必須科目にして欲しいくらいです。
・感想
今回参加して良かったことは、
・今の大学生の価値観を知ることができた
・身寄りなし高齢者、居場所のない子供に対してNPOの人がどう対応しているのか知ることができた
・みんなで同じ問題を考えることで、様々な視点から問題解決のヒントが得られた
私は、近所の農家で土地を借してもらい、ピーマンとナスを育てているのですが、土地がまだ余ってるので、農業に興味がある若者と一緒に何かを育てるイベントを開くのもいいなと思いました。
各世代が楽しめる互助をいかに生み出せるか。それを考えるきっかけになったとても良い体験でした🤗
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