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自分で何かを生み出したい

大学を卒業したら何をしようか、よく考える。
何を選べば楽しい人間でいられるのかを、考える。

このまえ知人に、「やりたいことを探しすぎて悩みすぎないでね」と言われたのだけれど、そんなに私は悩んでいる人間に見えるのかと思うと、悲しかった。

私がしているのは、“悩む”ではなく“考える”だから、その過程を楽しんでいるのに——。


世の中にある仕事を知るための就活で、
会社説明を聞くのは楽しい。

どんな社会構想を持っていて、どんな価値を提供したらその構想通りになるのかを、話してくれる。だから、考えに考え抜かれたその内容を聞くのは、おもしろい。

けれど、私が見ている会社がそうなのかもしれないが、誰かの転職活動を成功させる、誰かのやりたいことを支援する、どこかの会社の商品を言葉で売る、だとか。

ふと、その仕事が存続するのに必要な根源を作っているのは、その人たち以外の他者だ、と思った。

人が作ったもの、あるいは何かをしたい人に、価値やサービスを乗せて成り立っている。

これをビジネスというなら、私は知らなかった。
あ、これがエージェントというものか。

でも、せっかくなら自分で何かを生み出せるようになりたい。

誰かの何かを借りてするものよりも、自分の創造で出てきたものを現実にできるようになりたい。

どうしたらそうなれるのか。そういう人達は、なぜそうなったのか。考える日々は、まだまだ続きそう。

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