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「KAWAII COMPANY」WEB制作の裏側(はじまり編)

「KAWAII COMPANY」のサイトに込められた想い

こんにちは。KAWAII COMPANY取材部記者のザックです。
みなさまとKAWAII COMPANYをつなぐ、ひとつの大きな役割を担っているWEBサイト。なにげなくご覧いただいているページの向こう側には、決して平たんではない試行錯誤を重ねた道のりがありました。

担当者に聞いた“ここだけに語れる”WEBサイト制作の裏話を「はじまり編」と「チャレンジ編」の2話に分けてご紹介したいと思います。

「とにかく大変でした(笑)」

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制作を担当したのは、ふだんからフェリシモのWEBサイトを制作・運用している男女2名。
あたらしいサイトを作ることには慣れているはずのふたりが「大変だった」と語るのには、WEBサイトに込めたいKAWAII COMPANYならではの想いがあったからです。

どうしたらターゲットの「カワイイ」に寄り添えるか

通常、WEBサイトを作るときは、訪れるひとたちに情報を分かりやすく伝え、そして使いやすいものにするか考えることがポイントになります。

ところがKAWAII COMPANYのサイトはそれだけでなく、わたしたちが「届けたい」と思っているターゲットがいつしか心のどこかに置いてきてしまった「カワイイ!」という感情を引き出し、そして高めるものでなければなりません。

KAWAII COMPANYのサイトをパッと見て「やっぱりこの感じが好きかも……」と、直感的にそう思えるWEBサイトにするにはどのような表現をしたらよいのか。それは大きな課題でした。

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【考察】ビジュアルがカワイイだけでは足りない

サイトオープンと同時に登場した『ともだちモンスター』シリーズ。その愛くるしい見た目を生かして、gifアニメーションを使って動きのある見せ方をしたり、カラフルなキービジュアルに合わせてサイトの色遣いをポップにしたりなどアイデアはいろいろと生まれました。

マルチ―

しかし、アイテムをかわいく見せるだけでは伝えたいメッセージがちゃんと届かないかもしれない……。そこで増田セバスチャンさんからリクエストが入ります。

「自分の暮らしに取り入れやすいイメージで」

年齢を重ね、ライフスタイルも変化した大人世代の「カワイイ」を呼び起こすには、今の暮らしに「カワイイ」を取り入れるとどんな日常が待っているのかイメージしてもらうことが大事。そのためにはビジュアルもターゲットの生活に寄り添う必要があったのです。

ここで、WEBと連動して制作が進められていたフェリシモの雑貨カタログ『Kraso』誌面のラフを見ながら、実際にビジュアル表現がどのように変化したか見てみましょう。

【BEFORE】

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当初はアイテム自体のかわいさをしっかり見せるようなイメージで、背景もカラフルな色遣いでした。

【AFTER】

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最終的に、アイテム単体だけでなく生活のシーンが感じられるようなイメージビジュアルに。背景もライトグレーをベースに大人世代が安心する落ち着いた印象に仕上がりました。

こうしてKAWAII COMPANYのWEBサイトは2020年の11月にリリース。制作が始まった8月からわずか3か月という短期間に、担当者と増田セバスチャンさんとで何度もセッションを重ねて出来上がったのです。

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そして、それから4ヶ月後――
これまでとは少し違うエッジのきいた新シリーズの登場に合わせて、ターゲットとなるお客さまに「WEBサイトでどう表現したら伝わるか」を考え、思い切ってリニューアルをすることになります。

そのお話は、また次回に……

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