メタメメント

最近毎日のように手首と腕を切ってしまいます。前まで腕だけだったのにいつの間にか手首まで拡がって、下は肘の関節があるとこのちょっと上くらいまで。行き場のない痛みが何度も腕に増えていく。今まで浅くてぬるい切り方しかしてこなかったのにカッターを新品にしてから切れ味が良くなって血がだばだば出るようになりました。別に切ってる時もその後も痛くないけど、見た目が痛々しくてほんの少し怖い。内出血もしてるし。それでも切ってしまうのは傷があると安心するからなんですよね。

何かが起こってマインドがメンヘラじゃなくなっても自分で自分に傷なんか作ってたら一生メンヘラ辞められない。辞めたいのに。でも私は一時メンヘラを個性だって認めてた時があって、ていうか今もそう思うようにしてます。だってメンヘラにもなれない自分を容易く律することができるほどの想いなんか本物とは呼びたくないって本気で思ってたから。メンヘラやるなら本気でやれ。最近増えてますよね、ファッションメンヘラってやつ。

超羨ましいですよ、ファッションメンヘラ。だって自分でメンヘラモードの時とそれ以外の時選べるってことじゃないですか。都合のいい時だけメンヘラして、というかメンヘラにもなれない''何か''になって。何なんですかね。羨ましい。ずるい。

死んだら死ねなくなるから生きてるうちに死ぬことすら楽しんじゃうの、という歌詞があります。(上記のメンヘラにもなれない~呼びたくない も歌詞です)(タイトルのメタメメントという曲です)私はこれまで何度も死んできたし、何度も死のうとしてきました。それでも生きてる、今はむしろ死ねない、守るものができたから。恥ずかしげもなく恥ずかしい生き物をしている、私は私の顔で生きる。これが少女で、これが私だから。絶対に終わらせない、その先が絶望でも希望でも幸せでも不幸でも。死んだら死ねなくなるから。

ほしいものも帰る場所も外にはないです、どれだけ自分を傷つけてもカッターを握りしめて涙を流しても、私は犯れんかった自分を売り捌き続ける。いつまでも、いつまでも。

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