ジム選び
思い出してみると、最初にジムに通い始めたのは30歳くらいの時だったと思う。
あの頃はまだスポーツクラブもあまりたくさん無くて、スポーツクラブというと、セレブが行くもので、
ゴルフと同じように高額な会員権を買って入会する様なものが有った時代だ。
なので区立のトレーニングルームに通っていた。
なんか、すごいショボいジムで、マシンもあまり無く、今考えるとジム難民みたいなものだった。
平和島のスパにちょっとだけマシンが置いてあったので、そこに通ってみたりもしたものだった。
もう40年くらい前なので、ほんとにジムが無かったのだ。
最後にたどり着いたのが東京体育館のジムだった。
そこで、エアロビクスに出会って、エアロをやる為にTIPNESSに入会した。 → なんだかわかんないもの
それからは週に7日ティップに通い、週に10本のハイインパクトエアロをやっていた。
あの頃のティップネスは本当に楽しかった。素晴らしいインストラクターが沢山居て、スタジオの中は凄い熱気だった。
今では全然だけれど、あの頃のスタジオは男女半々いて、ぎっしり満員だった。
そしてそのまま、インストラクターになってしまったのだった。
引退後は一切運動せず、仕事しかしない20年を過ごしてしまった。
病気をしてしまって、仕事を引退し、2019年にふたたびジム通いを始めた。
20年ぶりのジム。全然力が出なくて筋トレもまともに出来ない状態だった。
そこで役に立ったのが、「ボディパンプ」。
このレッスンに出て、軽い負荷でやっているうちに、だんだん筋トレに慣れる事が出来た。
ちゃんと筋トレが出来る様になってからはもう、ボディパンプには出る意味が無くなってしまって出なくなったけれど、、、。
そして、20年ぶりにエアロビクスに出てみて驚いた。
昔と全然違ってしまっていたのだ。
昔はティップで、くたばるまで走るキツいキツいエアロビクスをやっていたのだけれど、
今ではおばさま向けのダンスごっこみたいになってしまっていた。
一体何をやっとんのだろう、これは運動ではない、汗も出やしない、単なるダンスごっこのレクリエーション?
という感じだった。
昔のエアロビクスは、身体を鍛えたい人がクタクタになるまで走ったものだったのだ。
全然運動にならないので、色々な店舗の色々なイントラのクラスに出てみたが全滅だった。
これは一義的にはインストラクターの責任。そして管理するスポーツクラブの責任でもある。
エアロビクスを衰退させるばかりだと思う。
自分は今、コナミ荻窪南に通っている。
チャリでさっと行ける距離だから。
ジムはやっぱり近い所が良い。
30分しか時間無いけど、さっとやってこよう、なんて事が出来る。
ジムは充実している。
ただ、地下のロッカールームから3階のジムまで、階段が85段も有るので、
ジムにたどり着いた頃にははーはー言って、しばらく休憩してしまう。
一番不満なのは、スタジオプログラムがおばはん向けのものばっかりな事と、
週に1回休館日が有ること。
休館日は電車に乗って他店舗に行かなくてはならない。
休館日の無いエニタイムを検討してみたが、見学に行ってみて、マシンの少なさに驚いてしまった。
ちょっと無理だなあと思う。
ゴールドジムだとジムは充実しているし、スタジオプログラムにも「ハイインパクトエアロ」が有る様なので、行きたいけれど、遠いのだ。
だからやっぱり暫くはコナミでガマンしようと思っている。
やっぱりジムは近い所とか、通いやすい場所に有るところにするべきだと思う。
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