見出し画像

おこもり暮らしの1年を振り返って。

みなさん、こんにちは。可愛げがある、もにこです。ぶいっ。

今回の記事は「株式会社 サイアンド」さん主催のアドベンドカレンダー企画「鬼滅のリモートワークで病まないコツ【SAI&の呼吸】 Advent Calendar 2020」に参加させていただいています。
色んな人の記事が読めますので、ぜひ覗いてみてくださいな。↑


みなさんにとって、2020年はどんな1年でしたか?きっと、予想外続きだったのではないでしょうか。
新型コロナウイルスが世に出てから、色んな人に色んな影響があったんじゃないかなと思います。
さて今日は、私の2020年をコロナにスポットを当てて振り返っていきます。

私から見たコロナ

私は、脊髄性筋萎縮症(II型)という先天性の病気があり、身体障害者です。
肺機能検査によると、私の肺年齢は92歳以上なので、肺炎にでもなったら大変なんです。(マジ死ぬ…)

自分がコロナに罹患したとして、重症化したら命の危険があるから「コロナが怖い」のは当然のこと。 

だけど、私はそれ以上に、自分がウイルスを持っていたとして、周りの人に移してしまうことが何より怖いんです。 

私は、寝返りも1人ではままならないレベルの重度障害者です。必ず介助者の手を借りないと、生きていけません。 

介助をしてもらう時って、どうしても距離が近くなってしまうんです。抱っこで移動とかもあるので、かなり密着しちゃうんですよね。
これ、もし私がウイルス持ってたら、まぁまぁの確率で移してしまうんじゃ…?

“介助者”と言えども、介助者には介助者の生活があり、家族がいる、と思うと、私がコロナになるわけにはいかんでしょう。

そんな私なので、現在治療薬もワクチンもないコロナに対して、かなり警戒心を持っています。

私なりのwithコロナ

コロナを警戒して、2020年の9割は家におりました。
私は、バイトも在宅で出来る仕事だし、マジで引きこもってました。ステイホームの極み。

普段なら、友だちとご飯とか、家族と出かけるとか、ライブに行くとか、で月最低2回は遊びに出かけるんですけどね…。

今年は月1回、気分転換に外に出られたら良いかな…みたいな。
友だちにも、ビデオ通話とかで画面越しにしか会えてない…みたいな。
ライブなんか、もってのほかだろ!みたいな。

自分がコロナになって、しんどい思いをするのは自分だから、別に良い。(決して良くはないけど)
でも、自分がコロナになって、誰かに移してしまうこと、そのせいで誰かの普段の生活を壊してしまうこと、それが何よりも嫌。
外出を控えること、人混みを避けることが、私にもできる感染対策かなと思って行動していました。

月1回外に出るか出ないかの生活なんて、外に出るのが大好き、人と喋るの大好き人間の私から見たら"ありえない!"1年でしたね。

私なりのストレス打破

外に出て・人と会い・食べて・喋って、ストレス発散していた私が、このステイホーム期間はそれらが出来なくて気が狂う。
…なんてことはありませんでした。
気が狂いそうになったことはあったけど、なんやかんやで引きこもり生活を楽しんでたんです。笑

というのも『外に出ない=無駄な出費が減る=お金が貯まる』んですよ!
だから、自分へのご褒美と称して、
少し良いハーブティーを注文してみたり、ずっと欲しかったDr.Martensの革靴をゲットしたり、普段は高くて手が出せない写真家の写真集を買えたり…
このコロナがきっかけでオンラインショップを始めたスイーツ屋さんもあったりして、いつもなら手に入りにくいものも簡単に手に入って…

これはこれで、自分の好きなものに好きなだけお金と時間を使って向き合えるので、めちゃくちゃ楽しかったり。笑

連絡が途絶えたままだった人にも、このコロナきっかけで「最近どうよ?」なんて、再びやり取り出来るようになったし。
普段仲良くしてる人達には、(LINEや電話はもちろんするけど)お手紙を書いてみたり…そしたら返事が届いて、会えないけれどホクホクした気持ちになれたし。

会うことはできないけど、会えない時間に誰かのことを想う時間があるのって、なんかいいなって。
今は会えないけど、会いたい人がいるのって幸せだなって。
そんなことを1人ニマニマしながら思っていました。

“今”だから

私、思うんです。
今だからこそ、このコロナを受け入れる、乗り越えることができたんじゃないか。
きっと10年前なら、もっともっとしんどかったんじゃないかな…って。

10年前は、1家1台パソコン、1人1台スマホや整ったネット環境なんて、なかったと思うんですよ。
今は、みーんなが普通にスマホもパソコンも持ってます。なんなら、小学生でも自分の端末を持っている子もいるぐらい。

今は、ネットショッピングもオンライン会議もリモートワーク、オンライン飲み会などなど…ネットを使って出来ることが、めちゃめちゃ増えましたよね。

そんなネットのおかげで、話したい人や会いたい人と繋がることが、今だから気軽に出来ているんじゃないかと感じています。
そこに救われた人もいるのではないでしょうか…?

こんな状況でも人・モノと繋がりやすくなった今だから、私は、楽しい1年にすることができました。
“今”に感謝です。

それでは最後に…
先が見えない不安もありますが、2021年も私なりに楽しい1年にしようと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

可愛げがある、もにこ。

p.s この2020年を過ごしてきたみなさんへ
とりあえず自分に温かい拍手を送ってくださいね。笑
「よく頑張った!自分!!」と大いに自分を褒めようではないか!笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?