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#3 最初にロボットに手術される人類は誰だろう

少し前ですが、豚を対象に、ロボットアームが縫合処理を含む手術を行ったというニュースが報じられました。衝撃でした。単純作業ならともかく、人の組織は毎回ある程度ランダム性に満ちていそう。開発者の責任は命に直結しているので、バグがあり失敗しました、では済まないでしょう。

ともあれ、手術ロボットの技術が確立されてきたらしい。科学は犠牲の上で成り立つというけれど、ロボットに手術される勇気は自分にはまだない。「まだロボットの手術受けたことないの?」と煽られるぐらい日本中が受ける時代は来るのだろうか。

自動車は飛行機の約70倍の死亡率、という報告は聞いたことがあります。これは膨大な母数から算出されているので、ある程度確かなのでしょう。そのうち、手術ロボットによる死亡率、というデータも確実に出揃うのでしょう。「リスク(事故率)はこれくらいですが、費用はこのくらいです。あなたはロボットによる手術を選択しますか?」

なぜ自動化する必要があるのか

こんな疑問が最初出てきました。
健康診断の時の血液検査ぐらいなら、自動化しても良いかな、と思います。手術ロボットはハードルが高い。健康診断に30分並ぶくらいなら、ピッとやってもらえる方がありがたいです。健康診断のほとんどの工程、自動化できそうです。最後の医者の診断も、「塩分には気をつけましょう」ぐらいでほとんど機械的です。

ちゃんと文献を読んでみますと、今回ロボットの手術が開発された動機は、「より高度な医療を多くの人に受けられるようにするため」のようです。なるほど。ハードルは高いけれど、実現した暁には神様のように命を救うロボットとなるわけですね。

人々に受け入れられるには長い時間が必要かもしれないけれど、応援したい。

結論

最初に手術ロボットの手術を受ける勇者は誰だろう。
とっても気になります。

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