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#20 noteの経済圏から一般ユーザーが学ぶべきこと

note公式からクリエイターエコノミーについて明るい話題が発表されました。note経済圏が伸びてきており、現在ではトップ1000のクリエイターの平均売上が1160万円に達しているとのことでした。そこで、一般ユーザーとして、これらの統計値が自分にとってどのような意味を持つのか。トップクリエイターと自分との差はどれくらいあるのか。などなど読み解いて行きたいと思います!

トップ1000とは全体の何%か

会員登録者数の777万人
(2024/04/11発表の2024年11月期 第1四半期決算を発表しました

と決算資料に記載があるので、これは簡単に計算できそうです。トップ1000のクリエイターは、全体の0.013%です。

ちなみにユニークなユーザー数は133万人とのことなので、この数字をベースにするとトップ1000クリエイターの割合は、0.07%となります。

note決算

さて、次にトップ1000のクリエイター集団の分布が気になるところです。とりあえず合計売上高は1000倍すれば良いので1160万円×1000=116億円。これが全体のクリエイター売り上げの何%に相当するかですが・・・これは分かりませんでした。多分ですが以下のような年収曲線になっていると思われます。

所得の分布状況, 厚生労働省, H21

noteで収益のあるユーザーは15.5万人

2024年3月時点で「収益のある」クリエイターは15.5万人で、これは思ったより多かったです。ユニークなユーザー数は133万人なので、およそ1%のクリエイターはなんらかの方法で収益をあげたことがあると言えます。


収益の上げ方は

  • マガジンの定期購読

  • 記事の販売

  • 無料記事を応援してもらう

のざっくり3通りだと思いますが、これから販売記事も増えていくのだと思います。記事に対して課金すると言うのは慣れない行為ですが、出版を待たずにえられる情報に関してはとても価値があると思います。記事を書く方にとっては、

  • マーケティング戦略(ググって出てくるような情報は買われない)

  • トレンドとなる技術やテーマに関する専門的な解説

などを意識する必要があるかと思いました。あとは、漫画などはコンテンツとして電子的にかうこたにあまり抵抗がないので、漫画は販売しやすそうですね。トップ1000のうちでマンガかどれくらいあるのかは気になるところです。

が、「続ける」ことが大切だと思うので売れることを目指すよりも自分が好きなことについて書くことを重視していこうと思いました。


自分の記事に値段を付けて販売する勇気は今のところありません。それは「買ったのに値段に見合うバリューがない」と現時点では思われても仕方ないと思ったからです。販売はまだまだ先の目標ですね。趣味で描く人にとっては共通の思いだと思います。


言語化が上手なライターさん

後藤さんの書籍は先日購入したのですが、記事はとても初学者向けで分かりやすいです。書き方を読んで学びたいと思いました。ヘッダーの情報からして上手です。

こういうnoteマスターさんの記事をたくさん読んで書き方を学ぶと言うのも続けていくべきですね。


「雑記」なのか「解説」なのか

思ったことを思った順番で書いていくのはとても楽ですが、読者からするとあまり喜ばれません。どこに話が落ち着いていくのかとか、何を学ぶべきなのかが最後に残らないと、「結局何が言いたいんでしたっけ?」という濃度が薄い記事になってしまいます。トップクリエイターさんの記事からそれらを学んで、「短くても良いからメッセージ性が強い記事」を目指そうと思いました。

おしまい。

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