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#034 大好きなトムクルーズのスタントの話

私はトム・クルーズが大好きです。容姿?違います。私が好きなのはトム・クルーズがこよなくスタントを愛している点です。あれだけトップスターなのに、CGに頼らずアクションシーンを自分で果敢に挑み続ける姿には勇気づけられます。本当にすごいと思います。還暦過ぎてますから。彼は愛すべき阿呆なのです。

今回は彼がどれだけすごいのか紹介していきたいと思います。この記事を読めば、きっとあなたもトム・クルーズが好きになるに違いありません。私はこのペースで危険なスタントを彼が続けるといつか死んでしまうのではないかと心配しております。

トム・クルーズを知らない人は世界にいないと思いますが、一応wikiを貼っておきます。驚いたことに、彼は2024年時点で62歳だそうです。信じられますか。62歳で危険なスタントをする姿にますます好感度が上がりました。


どういう順番で紹介していくか迷いましたが、個人的な感覚で「死ぬ確率が高い順」で紹介していきたいと思います。また、この記事を書いている過程で私が知らなかったトム・クルーズのスタントの舞台裏を知ることができてますます「すごいなこのおじさん」となりました。


M:I:7(part1):崖からバイクでジャンプ


これは、2023年の作品です。なんと、トム・クルーズは61歳です。若くて運動神経の良い俳優ではなく、還暦を過ぎたおじさんがやっているという事実を踏まえると、受け止め方もグッと変わってきます。本当に阿呆だな、と感じました。時間のある方はぜひこのメイキング動画を見てください。

端的にいうと、崖からバイクでジャンプして飛び降ります。文字にすると伝わりませんが、崖は、これです。岩肌が垂直に降りていて、高さは1200m。日本で有名な龍神大橋のバンジーが100m級、東京タワーが333mですから、この絶壁は並の高さではないことが分かります。

彼はこの崖から、バイクで飛び降りてパラシュートで着地します。

💀死ぬかもしれなかったリスク

  • パラシュートが起動しないリスク

  • 岩肌に直撃するリスク

  • 撮影用のドローンと接触するリスク

  • バイクの走行不良で崖から転落するリスク

  • 風などで飛び降りる際の滑走路が崩れるリスク

etc…

もはや親の同意書どころの話ではありません。誰もやったことのないスタントですので、命の保証はなかったでしょう。このメイキング動画を見るとわかりますが、監督や技術者はトム・クルーズがスタントを成功するたびにガッツポーズをしています。「生きて帰ってきた・・・」と喜んでいます。

このスタントの苦労を映画を見る前に知っていたからこそ、この作品は100倍見応えがありました。これがCGで作られていたら、実際の感動は激減していたでしょう。「実際に飛んだ」というストーリーが感動を倍増してくれたのです。しかし、作品を見ていてこの崖から飛び降りるシーンは意外と短かった(数分)のが印象的でした。何年も準備したスタントの割にはこんなあっさりの描画で良いのかと思ったものでした。しかし、あくまでもストーリー優先なので描画シーンはあまり間延びさせる必要もないのでしょう。



マット・デイモンの証言



この動画も何回見ても面白いですね。高所恐怖症のマット・デイモンがスタントの達人トム・クルーズにスタントの克服法を聞いた時の話です。


最初のフックの話から面白いのでぜひ再生して4分弱なので実際に聞いて欲しいのです。


忙しい人向けに要約しますと、


トム「俺はこういうスタントがやりたいとスタント安全管理の監督に伝えたんだ」

トム「そしたら彼は、それは危険すぎるからダメだ、と言ってきたんだ」

マット「それで?」

トム「新しい安全管理の監督を雇ったよ」


というようなやりとりでした。スタントが安全に実施されるか監督する立場の人間がNOと言った危険なスタントも、諦めずに進めるあくなきスタント魂がすごいなと感じられる証言でした。普通なら「じゃあスタントやめてC Gにしようか」となる場面のように思います。

やっぱりすごいですね。トム・クルーズ。


おしまい。


参考記事

他にもすごいスタントをたくさんやってまして、下の記事や動画も大変見応えあります。ぜひ見て見てください。ミッション・インポッシブルシリーズは全般とても迫力があります。


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