#008 「幸福学」をテーマにしたアーサーブルックス教授の回答が秀逸だった(1/3)
Q: 幸せの鍵は睡眠ですか?
睡眠の質が幸福度に影響するかどうかについての質問です。アーサー教授は、「睡眠は幸福をもたらす物ではない。しかし、不幸(unhappiness)を減らす役割があります。幸福と不幸は脳の中でも別の部分で処理されます。」
なるほど。わかったようなわからないような回答でした。
Q: 目標を達成した後に、うつや不確実性を感じることがある人はいますか?
アーサー教授はこう続けます。「新しい車を手に入れた時、新しい家を購入した時、新しい仕事に就けた時、嬉しい感情が駆け巡ります。その時にドーパミンがたくさん分泌されます。しかし、しばらくするともう一度新しい目標のために頑張らなくては・・・と考え始めてしまうのです。」これが達成後のうつの正体なのだそうです。
確かに経験があるかもしれません。長年追い求めていたものがいざ手に入ってしまうと、一瞬嬉しいですけども長年追い求めていたほどの幸福感を味わえないというような経験は誰しもあるような気がします。
つまり、「今持っているもの」と「今欲しいもの」の非が満足度になるということになるのだそう。これは深いかもしれません。今欲しいものが少なければ少ないほど満足度は上がり、欲しいものがたくさんあればあるほど満足度を感じられなくなるのだそう。
Q: 悲しみ、フラストレーション、混乱しか感じない時に、どうやって感謝の気持ちを育てることができるのでしょうか?
メタ認知 = 自分の感情を(俯瞰して)把握すること
感謝の気持ち = 感謝することを決めた時に生まれるもの
悲しい時でもは悲しいという感情をメタ認知し、感謝することを決めることができるということのようです。アーサー教授のおすすめは、「日曜日にいま最も感謝している事柄5つに対して感謝すること」を毎週続けること。これを繰り返すだけで、15%以上幸福になれるのだそう。(15%と定量化している根拠については語ってくれませんでしたが・・・)毎晩何かに感謝することはとても大切な習慣なので実践してみたいと思います!
動画は少し長かったので続きは次回書いていきたいと思います!
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