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【4P分析】顧客ニーズに見合った価値提供の方法を学ぶ

こんにちは!
川江光です!

今回は顧客のニーズに対して、どのような価値をつけ自社の商品を提供していくかについての4P分析についてです!

①4P分析とは

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下記の4つの頭文字を取り4P分析とされ、
顧客のニーズに対して、どのような価値をつけ自社の商品を提供していくかについて考える際に役立ちます。

Product(商品)
Price(価格)
Place(販売場所)
Promotion(販売促進)

実際にどのような分析内容であるのか、今回は分かりやすくスターバックスを例に見ていきます。

②4つの分析方法

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Product(商品)
Productはどのような商品やサービスを提供するのかについてです。

スターバックスで言うと、商品はコーヒーですね。インスタントコーヒーではなく、スターバックスのバイヤー自らが世界中を回り見つけ出したコーヒー豆を店頭でバリスタが提供します。
店内はくつろげる空間をつくり、読書や勉強、友人との会話までの空き時間など
店内での雰囲気にもこだわりが詰まった場所も、スターバックスのブランド力を作っています。

Price(価格)
Priceは商品をいくらで販売するのかについてです。
商品の価値に見合った価格であるか、また利益はしっかり確保できるかどうか、顧客のニーズに合った価格設定が重要です。

コーヒーはコンビニやスーパー、自販機でも購入することができ価格帯は様々です。
その中でスターバックスはくつろげる場所や接客のサービスの提供、また品質にもこだわったコーヒーを飲みたいという顧客のニーズにも合わせて、価格は比較的高めに設定されています。

価格設定が高めであっても、スターバックスを利用したい顧客とブランド力が見合っているため、
低価格競争割引などの取り組みが行われなくても、ファンの獲得に繋がっています。


Place(販売場所)
Placeは商品をどこで販売するのかについてです。
実店舗の場合もあれば、最近ではオンラインのみでサービスを提供する企業も増えています。

スターバックスは駅や大通りに面した店舗など、すぐに見つけやすい場所にあり立地がよい印象です。
最近ではスターバックスに書店が併設されている蔦屋書店も広がっており、予定の隙間時間の利用や読書とコーヒーを楽しむ場としてなど、利用ニーズの幅を広げています。


Promotion(販売促進)
Promotionは商品やサービスをどのように知ってもらうのか、「広告方法」についてです。
方法としては広告、チラシ、HP、CM、SNS等、様々な方法が考えられます。

スターバックスではCM広告は行わず、主にSNSを利用しての宣伝を主流としています。
スターバックスではコーヒーの販売だけでなく、人とのコミュニケーションを大事にしており
広告宣伝費をかけるよりも、SNSや口コミといった顧客の生の声で認知度を広げています。

私たちが利用する際も、カップにメッセージやイラストが添えられていたり、自分の好みの味にカスタイマイズができたりする点も、「また来たい」と思う繋がりに感じます。

カフェ業界は流行りの影響も受けやすく、入れ替わりが激しい業界ですが、
顧客ニーズを上手くとらえ、どのように商品やサービスを提供するかを考えることで
スターバックスではCM広告や値下げなどをせずに、ブランド力を高めファンを増やすことにつながっています。

③まとめ

今回は顧客のニーズに対して、どのような価値をつけ自社の商品を提供していくかについての4P分析について纏めました。
自社の強みやターゲットとする顧客、ペルソナは誰なのかを明確にすることで
より狙いを定めた経営戦略のカギとなる分析方法です。

次回はこれまで投稿してきたマーケティングについて、まとめの投稿予定です!


以上
川江光

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