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【歴史を探る旅】神様が最初に生んだとされる「淡路島」

こんにちは!
川江光です!

自然にグルメ、アクティビティに楽しめる場所が多くあり人気の淡路島
神話では、淡路島は神様が最初に作ったとされる島という魅力もある事を知っていますか?今回は歴史に興味がある方はもちろん、起源を知るともっと行きたくなる淡路島についてご紹介致します!

①神様が最初に生んだとされる「淡路島」

日本で最古の歴史書と言われているのが古事記です。古事記の冒頭に出てくる「国生み神話」で淡路島は日本列島の中で神様が最初に作った島とされています。

神話では、伊弉諾尊(イザナギノミコト)伊弉冉尊(イザナミノミコト)の男女の神様が登場します。2柱の神様(※神様は柱(はしら)と数えます)は空の上から世界を固める為に大地を天沼矛(あめのぬぼこ)でかき回します。

その矛先から落ちた雫が固まって島となり、その島はおのころ島と呼ばれています。
おのころ島で夫婦となった2人は日本列島を次々とつくり出し、最初に作った島とされるのが淡路島だとされています。

②歴史のルーツを探るスポット

では、実際に淡路島が最初にできた島なのか、今回は2柱の神様が日本列島を作り出したとされるおのころ島ではないかと考えられている伝承地をご紹介します。

【絵島】

淡路島の北端に浮かぶ島。
もともとは陸続きだったものが、長年の風や波の作用によって島になったとされています。
島の美しさは多くの和歌でも歌い詠まれており、
今では夜間には島全体がライトアップされインスタ映えスポットになっています。

【沼島】

淡路島の南に浮かぶ南あわじ市に属する島。淡路島から定期船が運行。(乗船時間は10分程)
上空から見ると勾玉の形をしており、神話に関連した名所が多くあります。

・上立神岩(かみたてがみいわ)
高さ約30mの矛先のような形をした沼島のシンボルともなっています。
伊弉諾尊と伊弉冉尊が上立神岩のまわりを回りながら婚姻をしたという、神のロマンスの岩でもあります。中央部分にはハート型にくぼみがあり、夫婦円満やカップルの恋愛成就のシンボルとしてカップルも多く訪れ評判になっています。

・厳島神社
地球のしわ」と云われる鞘型褶曲(さやがたしゅうきょく)があります。
1億年前の地球のしわと言われ、平成6年に発見されためずらしい岩石です。この他にフランスで1ヶ所発見されているだけで、世界的に貴重な資料とされています。

・おのころ神社
伊弉諾尊と伊弉冉尊がこの地で結婚をして、国創りを行ったという伝説のある神社です。
安産の神様・縁結びの神様などとして親しまれています。

【伊弉諾(いざなぎ)神宮】

淡路市にある神宮。国生みの大業を果たされた伊弉諾尊と伊弉冉尊の2柱をお祀りする神社です。古事記・日本書紀に記載がある中では全国で最も古い神社です。
神宮境内には「陽の道しるべ」というモニュメントがあります。
伊弉諾神宮を中心として、東西南北に縁ある他の有名な神社の位置関係が説明されており偶然とは思えない内容が集まっています。モニュメントを見た後に他の神社を回ると、さらにそれぞれの神社の内容が深まって楽しめるかもしれません。

③まとめ

今回は淡路島の歴史的な内容に注目したスポットをご紹介しました。
淡路島と言えば淡路ハイウェイオアシスにある、
淡路島産玉ねぎを100%使用したスープが蛇口から出てくるスープスタンド。これまではコロナ禍で休止していましたが、2023/1/1から再開をしたようです。
少しずつ世の中が戻っている中、旅のプランの1つとして淡路島を楽しんでみてはどうでしょうか。


以上
川江光

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