マガジンのカバー画像

コミュニティ運営に関する記事

98
コミュニティや組織運営をしていて言語化できたトピックス、ひとの営みに関する問いと気づきを日々まとめています。気まぐれ更新なのでマガジンのフォローをしていただくのがオススメです。
運営しているクリエイター

#一人じゃ気づけなかったこと

『あなたが好きなあなたになる』には能動的に行動しなければならないプレッシャーがついてくるのか。

コミュニティに関わり、自分が運営をするようになって5年以上が経とうとしています。メインで活動をしているのは『コルクラボ』というコミュニティで、そこではコミュニティ運営のノウハウについて考えているのですが、最近、考え方に変化が起こりそうな出来事があったのでメモしておきます。 コミュニティ運営の指針『あなたが好きなあなたになる』についてこちらはコルクラボのキャッチコピーです。メンバーと何回もワークショップを重ねて、自分たちの居場所のありたい姿について考えて生まれた言葉なのですが

コミュニティと深くつながる『コミュニティ・デイ』をやっていくぞという話

オンラインが中心の生活になって、誰かと半日くらいじっくり向き合う、同じ体験をするということが減ってきているように思います。ほら、PCの前にずっと座っていると体が痛くなるし、目も疲れます。会議だと2時間が限界かな…みたいな感じでオンライン参加の限界値を自分で自覚している人もいるかもしれませんね。 そんな状況下ですが、僕の所属するコミュニティ『コルクラボ』ではコミュニティと深くつながる一日をテーマに『コミュニティ・デイ』という半日単位のオンラインイベントに挑戦しています。これが

オリンピック選手村を『村』にしていく『概念、道具、作法』があった。

オリンピックが盛り上がりをみせていますね。僕は先月からスタッフとして選手村におりまして、週の半分は外国にいる気分で過ごしているのですが、選手村の仕組みにコミュニティ的な要素があったのでそのことを書こうと思います。がんばれ!世界のアスリートたち! オリンピック選手村とはオリンピック選手村は東京の晴海エリアにあります。開催期間中に選手が滞在して寝泊りや生活をする場所になっていて、選手団ごとに建物と部屋が貸し出されます。また、宿泊部屋とは別に選手団のスタッフが仕事をするためのオフ