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島根へ直感移住。そして大山へ。漂泊俳人ことだまこ
2020年5月29日 12:58
蝋燭をただ眺めてる夏安居だんなさんは出張が増えていき、わたしは毎日母の入院している病院へ見舞いに行った。 ほぼすれ違い生活のわたしたち。そして母。 奇跡を待つなんていう甘い状況では無かったので、お見舞いと言うよりは、わたしと担当ドクターが打ち合わせの日々。 母は数年前に心臓の手術をして血液がさらさらになる薬を飲んでいたので、大きな手術はリスクがあると止められていた。 末期の膵臓癌と
2020年5月16日 01:27
あたりまえの日々奇跡かな有無日季節は移ろい、日常は戻っていった。 友だち夫婦とご飯食べたり、旅行に行ったり、妊娠前と変わらないような日々を送っていた。 6月に入った頃、一人暮らしをしていた母が具合が悪いと連絡があり、わたしは病院へ付き添って行ったのだった。 検査をした後、わたしだけが先生に呼ばれたとき、ドラマみたいだなそんなことを思いつつ診察室のドアを開けると、先生の表情