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ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)へ留学、周りの学生のレベル高さに驚愕

今回のエピソードでは、イギリスのUniversity of London, SOAS(ロンドン大学東洋アフリカ学院)のサマーコースを受講した経験について紹介したいと思います。

自分よりも遥かにレベルの高い学生達の存在を知れたことが1番大きかったです。

初上陸したこともあり、見るもの全てが新鮮でした。

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初のイギリス上陸、独特なイギリス英語に苦戦

国際関係論(International Relations)のコースを受講しました。

コースの同期は30人弱、ヨーロッパ出身の学生+アジア人学生という感じでした。

初めてのイギリス、着いた日から寮の近くの9と3/4番線を見に行って興奮していました。

しかし、授業が始まり最初から壁にぶち当たることとなったのです。

英語を話しているはずなのに教授が何を言っているのか分からない・・・

今まで映画等でイギリス英語を耳にしたことがあったものの、実際に教授が話すのを聞き取って理解するのは最初はかなり難関でした。

控えめに言ってもアクセントに慣れるのに1週間はかかりました(今はイギリス英語のアクセント好きです)。

すぐに真似できるものでもないので、自分はアメリカ英語を喋っていましたね。

教授は生粋のイギリス人でしたので、アメリカ英語は英語ではないと言っていましたが(^_^;)

周りの留学生のレベルに驚愕


アクセントは毎日聞いていれば慣れましたが、実際1番苦戦したのは、ディスカッションの授業でした。

私の参加したコースはフランス、スペイン、イタリア等ヨーロッパ出身の学生が大半を占めていたのですが、彼らにとっても第2外国語であるはずの英語のレベルが明らかに自分のレベルと違ったのです。

他愛もない会話なら全く問題ないのですが、ディスカッションの授業では、専門的な知識を元に英語で議論するのでかなりきつかったです。

しかしさすがにそれでは悔しいと思い、日本語をなるべく自分の世界からシャットアウト。

日本との連絡を最低限にし、SNSは全てアプリを削除しました。

図書館や寮の共同スペースで勉強するようにし、聴覚情報、視覚情報のほぼ全てを英語にしました。

日本人の留学生とですら英語で話していた記憶があります。意識の高い人たちでよかった・・(苦笑)

その結果、ディスカッションの授業でも多少議論に参加できるようになりました。

さすがに周りのレベルが高すぎて完全に対等のレベルまでには到達できませんでしたが・・彼らは発言するタイミングが絶妙に上手いですねあれを習得したいものです。

高校の留学以来の海外だったので、このサマーコースを通してやっと英語で話すということを思い出せたように思います。

日本語に変換することなく英語だけで考えて話すことがスムーズにできるようになったのも収穫でした。

英語のSpeaking能力は使わないと衰えるものだと改めて実感しました。

世界が広がりました

SOASへの留学は本当にいい経験でした。

何より18歳で自分よりも遥かにレベルの高い学生達の存在を知れたことが大きかったです。

長期留学をしたいという思いも一段と強まりました。


3週間と少しという短い期間でしたが、自分の世界がまた広がりました。

SOASがロンドンのど真ん中にあったこともあり、British Museumを始めとする美術館でアートに浸ることができました。

サマーコース後にはユーロスターで弾丸パリ旅行に行くこともできました。

実は2015年は、円安で1ポンドが200円を超えていました。

下記の通り総じてかなり費用がかさんでしまいましたが、それも3年次で派遣留学に行くための初期投資と割り切りました。

外大はただでさえ英語の得意な学生が集まっているにも関わらず、私の行きたかった英語圏への派遣留学の選考は1番倍率が高いことで有名でした(英語専攻ではない学生も応募してくるため)。

学内選考では、1年次からロンドン留学に行くなどかなり準備していたとアピールし、無事にニューヨーク留学を勝ち取ることができたのです。

SOASでの授業料1220ポンド寮滞在費700ポンドコース後のロンドン滞在費50ポンドユーロスター、パリ滞在費3万円成田-ヒースロー往復航空券(JAL直行便)20万円弱

自分の経験に投資してくれた両親には本当に感謝しかありません。

経験を通じて身に付けた能力を活かし、いつか絶対還元します(^^)

次のエピソードでは、人生で1番タフ1年間と言っても過言ではないニューヨーク州立大学への学部留学の体験について紹介します(^^)

それではまた!

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