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【初出版『最強の法則』100】 vol.14:出版は企画が9割


出版するための重要なポイントは、「いい企画」を出版社に提出することです。
「いい企画」とは、出版社が最低限採算のとれる企画です。
身も蓋もない言い方ですが、商業出版は売れなければ価値はありません。

タイトルが9割だとか、カバーが9割という見方もありますが、
いくら素晴らしいデザインをしても企画が良くなければ、無駄な努力です。
ですから出版は「企画が9割」と言われているのです。

では、「企画」とは何でしょうか。
著者から見ると、世の中に知らせたいこと、読者に知ってほしいことです。
出版社・読者から見ると、読者の悩み・問題・不安・欲望を解決する手段です。
その形は知識・思想・生き方・ノウハウ・スキル・ストーリー…など様々な形をとります。

もっと簡単に言うと、企画=テーマ。
その本が伝えたいワン・メッセージです。
つまり、著者が本当に読者に伝えたいことですね。

ある話し方の本ですが、
ワン・メッセージは「好きな人とだけ話せばいい」ということだと聞いて、ビックリしたことがあります。

企画書はそのテーマを具体的に表現して、まとめたものということができるでしょう。
では、よい企画書とはどのようなものか。
次回にお話ししたいと思います。

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。