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【初出版『最強の法則』100】 vol.9:電子書籍の大きな可能性

【初出版『最強の法則』100】
vol.9:電子書籍の大きな可能性

(出版に関心のある方に向けて、100回にわたり出版に関する豆知識を書いていく予定です)

出版するには、紙の本と電子書籍のどちらがいいのか?
前回はこのテーマで、紙の本の特徴を述べました。詳細は前回の記事を見てほしいのですが、


(1)権威性
(2)信頼性
(3)系統性
(4)保存性
(5)一覧性


この5つにおいて、紙の本が優れていると述べました。
では、電子書籍の優れている点は何でしょうか(主に電子配信のみ、あるいは電子先行の本を想定しています)。


(A) 誰にでもすぐにつくれる。
Amazonのアカウントを持っていれば、誰でもすぐにデータをアップできて発売できる。
ただし、作品の質としては玉石混交になるおそれがある。


(B) すぐに手に入れられる。
紙の本をAmazonで手に入れようとしても、最低1日はかかる。しかも、人気商品はすぐ在庫切れする。電子書籍は在庫切れがない。


(C) 検索性
キーワード検索ができたり、マーカーを入れた箇所をすぐに検索・まとめができる。


(D) スペースをとらない
紙の本のように物理的なスペースはとらない。スマホやタブレットが1台あれば何千冊も読める。


(E) 安い
新刊でも基本的に紙の本の8割以下。アンリミテッドに登録されている作品は定額で何冊も読める。

実際コミックは、すでに売上の4割以上が電子だと言われています。
読み放題システムで何十巻もあるコミック作品を次々に読んでいけるのは、電子ならではでしょう。


そして、何よりもビジネスに直接結びつけられるシステムを組み込めることです。
(F)読者のリストを集めやすい。
紙の本でもQRコードを入れたりして、メルマガやLINE@に登録させる手法は一般的になっていますが、直接リストを取るという点では、電子のほうが圧倒的に簡単です。

いかがでしょうか。
目的によっては、紙の本を時間をかけて作るよりも、ダイレクトにビジネスの成果に結びつけることができる可能性があるのです。

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。