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【初出版『最強の法則』100】 vol.22:企画5Dの(5) キーワードで独自性を出す


企画づくりの鉄則5D、最後は企画に独自性(オリジナリティ)を出すことです。
言い換えれば、あなたしか書けないこと、あなたしか知らないこと、あなたしか伝えられないことです。
つまり類書と差別化できるポイントと言えます。
出版を考えるくらいのあなたは、何かの分野の専門家であり、多くの実績があるはずです。
その実績は、あなただけのものではないでしょうか。
・実績の中身
・その実績を積むまでの足跡

この2点は、すべての方がオリジナリティを持っているはずです。
自分のオリジナリティを探す旅は、そこから始めましょう。
ただし、有名人ではない限り、単なる自伝では売れないので、
自伝的要素はあくまで独自性を出すためのツールと考えてください。

ありていに言いますが、よく見れば他の本と同じ内容でも、
違う表現であれば、それはオリジナリティになります。
・ノウハウの表現の仕方
・ノウハウのまとめ方
・ノウハウを実行する方法

これらを工夫するのです。
ここで前回説明した「目次のTTP」(徹底的なパクリ)が効いてきます。
その作業を通して、類書との違いがわかっているからです。

たとえば、「話し方」をテーマにしたとしましょう。
「相手への反応は、あいづちが大切」
こうした記述は、たくさんの類書も書いているかもしれません。
しかし、
「相手への反応は、名前・笑顔・笑声の3点セット」
こうした表現にしたらいかがでしょうか。
当たり前のことでも、表現を変えれば、興味を引く可能性があります。

「〇〇メソッド」「××法」など、
あなたのノウハウを一言で言い表せる言葉(キーワード)があると、なお効果的です。
タイトル候補にもなります。
ぜひ、頭を振り絞って考えてみてください。


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