見出し画像

【初出版『最強の法則』100】 vol.26:企画書の書き方② タイトルはシンプル&インパクトで

【初出版『最強の法則』100】
vol.26:企画書の書き方② タイトルはシンプル&インパクトで

タイトルの重要性は、どなたでもわかると思います。
読者に伝えたいことを短いフレーズで表す。
しかも、読者の興味を一瞬で引く必要がある。

タイトルは本を買うかどうかを決める重要なポイントです。

仮とは言え、企画書を書く際に悩む人も多いことでしょう。
編集者も最後まで悩みます。
会社によっては企画会議とは別にタイトル会議があるぐらいですから。
「タイトルとデザインが9割」と言う編集者もいるぐらいです。

しかし、企画書のタイトルの役割は違います。
その役割は企画を編集者に通すことです。
つまり、編集者にこの企画で出版したいと思わせる必要があるのです。

読者のどんな悩みを+どんな方法で解決するか

これをわからせる必要があるのです。
逆に言えば、まずはそれがわかるだけでいいのです。
ですから、凝る必要はありません。

ロングセラーになっている『食べても食べても太らない法』(三笠書房)という本のメインタイトルがいい例です。

読者のどんな悩み=痩せたいけど、つい食べ過ぎて痩せない
どんな方法で=いくら食べてもいい!

言葉は日常語でシンプルですが、強力なメッセージ性がありますよね。
「痩せたいなら食事制限しないといけないはずだけど、しなくていいんだ!」
悩みを解決できる光明が差した気分になり、読んで試してみようと思いませんか?
企画書段階でこのタイトルだったかどうかは不明ですが、
見た瞬間、これは売れる!と一瞬で思いました。

ここまでシンプルにするのは難しいかもしれません。
しかし、「わかりやすさ」は重要です。
読者の方は書店で本を買う場合、1冊あたり0.1秒しか見ないと言われています。
わかりやすさとインパクト、これを優先的に考えてみましょう。

今年の『最強の法則』配信もこれで最後になります。
拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
皆さま、良いお年をお迎えください!
ではでは!


書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。