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【初出版『最強の法則』100】 vol.11:自分で「企画売り込み」はできるか(1)


出版には様々なハードルがあります。
大きいのは、商業出版においては、一個人で紙の出版物を流通させることが困難なことです。
全国の書店さんやネット書店さんで販売するには、基本的に取次さんを通す必要があります。
取次さんと取引をするには、「口座」を持たないといけません。この口座を持っているのが出版社なのです(一部、販売代行会社を使っている出版社もあります)。

ですから、商業出版をするには、出版社に企画を採用してもらう必要があります。
そこが商業出版の第一のハードルと言えるでしょう。

個人が出版社に企画を売り込みできるのかどうか。
結論を言えば、できます。
しかし、かなり狭き門です。

まず、どの出版社に相談すればいいのか、迷うことでしょう。
自分の好きな本を出している出版社や大手を選びがちですが、それが正解かどうかはわかりません。
次に、皆さん出版社に売込みを考えた際にネット検索をすると思いますが、
サイトで企画受付の窓口を設けている出版社はごく少数です。
編集部に企画書を郵送しても、よほど興味を引くタイトルと著者プロフィールでなければ読まれることは極めて稀です。
さて、どうしましょうか。
それは次回に。

書籍を出版したい方を支援するグループを立ち上げました。 上から目線で出版に向けての指導やプロデュースをするという形ではなく、 著者が出版して目標を達成するまで、共に歩んでいく――そのような関係性を「出版パートナー」と呼び、私たちの理想形としています。 よろしくお願いいたします。