自発的な行動が出てくるトレーニングとは?
選手が自ら行動し、発言し、チャレンジする。
イキイキした顔で、何度もミスを繰り返しながらもトレーニングのやりがいや面白さを感じながら打ち込む。
そんなトレーニングを常に行えたら、そのチームは確実に強くなると思う。
僕のチームはそんな雰囲気を常に目指しているし、それが出来なかった時は猛省している。
みなさんこんにちは。
京都府長岡京市でURANO.S KYOTOというサッカークラブを運営している川田雄一郎と申します。
高知県出身、35歳。田舎から京都へ出てきて、プロサッカーコーチを夢みていたらいつの間にかサッカークラブの代表になっており、運営と指導の両輪で大変ありがたいことに忙しくさせてもらっています。
今回の記事では、僕が上記のような雰囲気を作れた瞬間の時に行っていたトレーニング方法をご紹介したい。
①サッカーというスポーツの原則から外れていないか?
②競争原理が生まれているかどうか?
この2つが大きな要素。
僕が、、
「ああ、今日のトレーニングは活気があり、選手もどんどんチャレンジしてくれたな」
と思う時は、この2つから外れていないことが多い。
①サッカーの原則=得点をするため、、またはボールを奪いために必要な要素。
例えば、相手の背後を狙うだとか、前を向いてプレーするだとか、まずはシュートを狙おう!だとか。
このあたりのサッカーというスポーツにおける原理原則から外れたトレーニング内容や、ルールだと自発的な行動は起きづらい。
なせか?それはサッカーというスポーツをプレーしていないから。
サッカーは極論、ゴールを奪い、ボールを奪い、ゴールを守るスポーツ。
ドリブルだけをするスポーツでもなければ、パスだけをするスポーツでもない。
この、サッカーというスポーツの当たり前の原則からあまり離れないトレーニングのほうが選手たちの活気や、チャレンジ精神が出てくる印象がある。
②競争原理が生まれているかどうか?
【さぁ、あなたとそこのあなた。どちらが優れているか勝負します。
勝利したほうがより能力が優れており、賞賛されます。
敗北したほうは、能力が低いとみなされて周りからの評価が探します。】
これが競争原理の根本的な心理面。
誰だってものごとには勝利したいし、自分は他よりも上だと思われたい。
人間の当たり前の心理。
この要素が含まれているトレーニングはやっぱり盛り上がる。
運動会の100m競争はこの原理がマックスに働いているからこそ、面白いし、悔しい。
この①②のふたつの要素が集まったトレーニングは間違いなく活気が出てくる。
サッカーをプレーする喜びがあるし、負けたくないという気持ちも出てくるから。
大きな大会。
緊張がある一瞬一瞬で最後のアディショナルタイムでゴール!!!!
優勝決定です!!!!
そんな瞬間ってめちゃめちゃ盛り上がると思います。
この瞬間も、ゴールを決めた+勝利したという①②の要素ががっつり絡んでいる。
だからこそ、試合ってみんな大好きなんだろう。
じゃあ、トレーニングはずっとゲームすればいいじゃん。
そんな声も聞こえてきそうだが、そういうわけにはいかないのがサッカーコーチの難しいところであり、手腕が発揮される部分でもある。
次回の記事はそのあたりを書かせていただけたら。
ではまた!
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