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イヤイヤ期は、わるあが期

こんばんは、かわだです。

今日はわたしが、
イヤイヤ期と出会った頃の話をします。


出会ったのは、わたしが小学生の頃。
歳の離れた我が弟くんが、二歳頃の話です。

家族で買い物に行った時、
買って欲しいものがあった弟くんは、
床にひっくり返って爆泣き・・・

(え・・・きたなっ・・・)
と、小学生のわたしは一番初めに思いました。
※床に寝転ぶなんて汚いという意味です。

それから、
(どんなに泣いたって暴れたって、
 きみが欲しいものは絶対に
 買ってもらえないのだよ・・・)
と、哀れみの目を向けました。


イヤイヤ期なんて言葉を
当然知らなかった当時のわたしは、
イヤイヤ爆泣き大暴れする弟くんを
(これは・・・ひっくり返ってしまい
 戻れなくなったバタつく虫のよう・・・)
と、思っていました。

というように書くと仲悪いように思われますが、
それはもう無茶苦茶可愛がっていました。
どんなに鼻汁やおよだをなすりつけられようが
可愛くて可愛くてたまらなかったです!!

しかし、イヤイヤ期特有のソレが発動されると
(ああ・・・ほんとうは、
 天使のようにかわいい弟くんが・・・)
というように落差に大きな大きな溜息が・・・

場面によっては
無理矢理どうにかしなければならず、
さらに爆泣き大暴れする弟くんに対して
罪悪感が生まれることもありました。


この頃って、もちろん本人もですが、
本人を育てる側も感情の波が凄いですよね。

イヤイヤ期に、子どもも大人も振り回される
その様は、良い感じ(?)に言うと
まるで少年漫画のような壮大なストーリー!!

主人公の少年が、大人たちの説得を無視して
「オレは絶対に嫌なんだーーーーーッ!!」
と最後のわるあがきをして、
大人たちも巻き込んだ壮絶な戦いが始まる
・・・みたいな。
その先にある少年の成長物語には、
冒険あり、アツい友情あり、悲しい別れもあり
・・・みたいな。


だからなのか、弟くんと一緒に観ていた
アニメやヒーロー系のテレビ番組にわたしも、
それはもうどっっっぷり沼りました。
胸熱な展開に号泣することもありました。

今まで一切興味がなかったわたしが、
必殺技の動きや台詞を完璧に覚え
映画化されれば映画館へ行き
OPとED曲を覚え(今でも歌えます)
リアタイ待ちするほどには沼りました。


そういうマンガやアニメ、ヒーロー系で
主人公たちがするわるあがきって
現実離れしていると思いますが、
ソレが良いんだろうなと。

一般的なわるあがきって、
かっこよくはないと思うんです。
もっとスマートにやろぜって感じですよね。

でも、泥臭くわるあがきする主人公をみた
クールな仲間が感化されて熱くなるシーンとか
超胸熱展開ですよね?????

そういった人間臭さというか、
大人になるにつれて忘れて失くしてしまった
自分に嘘をつかない純真さみたいなものが
かっこわるいけどかっこいいと感じる
要素なのかなと思います。


と、ものすごい話の脱線具合ですが・・・
イヤイヤ期を過ごす上でのコツみたいなものは
インターネット上に溢れるほど載っていますが、
わたしとしては
未知なる世界へ飛び込む勇気
が、あったら良いのかなと思います!!

わたしのように
「なんでこんな戦いばっかの話が楽しいの?」
と思っていたのに、
「くらえっ!」「ギャーーやられたーーッ」
というように敵役をノリノリでやるほどに
沼る可能性があります!!
(理不尽な戦いを強いられますけどね‼︎)


しかし、
沼らなくても、わるあがきに共感できなくても、
全く問題ありません!!!!!

ただ、そのわるあがきによって
心が成長していくというような事実が、
頭の片隅にあったら良いと思います。
(わたしは保育士と
幼稚園教諭の資格を持っていますが、
発達に関する話をするつもりはありません。
子育ては理屈だけではないので…)


もうなんなら、育てる側も、
わるあがきしてみませんか??

イヤイヤ期の子どもに対抗できるわるあがきって
切り札や引き出しを増やさないと戦えないので、
やはり未知なる世界へ飛び込む勇気
初期装備しておいた方が良いと思います!かわだ


ちなみに・・・
わたしが沼ったヒーローモノは、
いろいろありますが(ウルトラマンや戦隊モノなど)
断トツで、仮面ライダーです!!!

特に仮面ライダー電王が大好きです。
思春期真っ盛りの中学生になっても
映画化されたら必ず観に行っていました。

そんな姿をもし同級生に見られていたら、
黒歴史レベルの羞恥心爆発ですね!

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