"読書の秋"に物申す
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
秋と言えば、読書の秋!
日本図書館協会は10月27日から11月9日を「読書週間」と制定。神保町では11月3日まで神田古本まつりが開催されている。本屋さんでも読書の秋、Noteでも#読書の秋2022 を掲げております。
確かに、夏の暑い日よりも、冬の寒い中よりかは本が読みやすい時期ではあろう。よくCMや上のフリー素材である、いかにも綺麗な紅葉のなか、公園のベンチで優雅に本を読むイメージがある。
だが、自称読書家としてこのイメージに苦言を呈したい。
こんな優雅な秋の読書なんぞ、イメージの産物なのだと言いたい。
まず第一に、寒い。
紅葉になる10月、11月はすでに寒い。そんな中、ベンチに座って身体をほとんど動かさずにいたら10分ももたずに手がかじかんでくる。
我々とて厚着してまで外で読書したいわけではないし、暖かい飲み物もどんどん冷えてしまう。それなら暖房の効いたカフェで外を見ながら読書する方が有意義である。
第二に、虫が多い。
落葉と同時に様々な虫も一緒にやって来る。狙いを定めたかのように、足元や手元に「こんにちは、あなたは一体何を読んでいるのかしら?」と寄ってくる。
我々とて虫対策をしてまで外で本が読みたいわけではない。動きが少ないものだから、ただの障害物程度に思っているのだろう。いつの間にか本の上に蟻さんがやって来ることもしばしば。
第三として、そもそもそんな場がない。
紅葉の季節となれば、世のアベック達がこぞってお出掛けするシーズンである。無論ベンチはすでにラブラブな二人の男女によって占拠されている。
そんな中、アベック達の間を絶ち切ってまでベンチを奪還する勇気は私にはない。だったら二人で並んで本を読めばいいではないかと一緒に読書してくれる方がいたら、まずは是非お友達になろう。
何が言いたいのかというと、読書家が全員好き好んで外で読書しているわけではないのだ。冒頭のイメージ画像のようなラブコメ展開なんてほとんどない。そう高らかに言いたい。
なんの話やねん。それではまた次回!
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