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【2度目】山形 甑岳 滝行 体験記&見聞録/御護摩祈祷 参拝記

【令和6(2024)年4月23日 加筆版】

ごきげんよう。
暦は立冬(二十四節季)となり、冬の気が立つ季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。

さて、筆者は先々月に滝行の初体験をしてきたのですが、
翌月に再度行ってまいりましたので、前回体験を踏まえながらの続き的話をしようと思います。

よろしければ、お付き合いくださいませ🙇
ありのままにお話いたします!

滝行初体験時のお話は こちら

体験記を書いてくださいとのお申出もあり
御報告も意識した文章になっております
(`・ω・´)ゞ

今回もお世話になりましたところは
山形県東根市にございます
古流修験本宗 そうほんざん 甑嶽山(しょうがくさん) 観音寺 様
第72代 住職・甑岳 聖道 代表宗家 さま よりご指導賜りました。
(以後はそうさまとお呼び致します)

こちらは、霊山・こしきだけ
神仏習合の修験道実践道場として活動されておられます。

拙書「古流修験本宗/甑嶽山観音寺御由緒」にて、
総本山のご紹介を致しております。

【初見の方へ】
筆者は神道系大學(学部生)にて神職資格を取得しております。
その時の神職過程実習にて、神道行法のみそぎを経験しており、
実践しながら神道の基礎も勉強しました。



はじめに

前回の滝行初体験後、脳内は滝行・ご参列した御護摩加持祈祷、
御宗家さまよりお伺いしたお話のことなどでいっぱいになり、
体験感想記の執加筆に夢中になっておりました(笑) ところ、
再度滝行のお知らせを拝見します👀!

アメリカから参加される方がいらっしゃるとの事で、滝行はこれからシーズンを迎えるということをもお聞きしておりましたので、シーズン中に体験しなくてどうるする&前回の体感等の記憶が定かなうちに再度体験したい&
アメリカからいらっしゃる方とご一緒に滝行がしたい!と思いましたので、再度参加してきました!
\(^o^)/

出典:ハッピープラン・ネット
LINEスタンプより


前回は新幹線の旅でしたが、御宗家さまより夜行バスの存在を教えて頂きましたので、今回は夜行バスで行きました!
(旅行記はこちら )

夜行バス経由ですと、早朝に山形到着・出発は夜遅い時間ということもあって、諸々丁寧に調べて旅行計画を立てます!
(この時点でわくわくします!)

鳥山 明『ドラゴンボールZ』より

前回は不慣れ過ぎてお滝場までの登下山時に渋滞起こし、みなさまにご迷惑をおかけしたことを申し訳なく思いましたので、行くことが決定してから、少しでも山道に慣れようと、近くのお山(標高約90m)へお天気のよい日に何度か登下山しました。

近くのお山(緑地)
ご高齢の方からお小さい方までお散歩・散策されているお山です。
途中カメラを持った方や犬を散歩させている方にもよく遭遇します。
極稀にロードバイク(自転車) が走り抜けていくことも。
(出入口は複数あります)
各所に置かれていたお知らせ

前回、御宗家さまよりお山でナラ枯れが発生しているというお話をお伺いしたのですが、こちらのお山でもナラ枯れが発生しているとのこと。気になったので調べてみましたら、ほぼ全国的に発生しているとのことでした。
【参照資料】
ナラ枯れ被害について/PDF
都道府県別ナラ枯れ被害量(被害材積)の推移(総数) /PDF

出典:『林野庁』ホームページ
ナラ枯れ被害 (令和4年9月29日)」より
少し登るとなだらかな道が続きます。
上記のお話を御宗家さまに致しましたら「ムリはしないで」と
御心配のお言葉を賜ってしまいました…(´・ω・`)すみません…
広場

さて、諸々お調べしましたら、東根駅から徒歩で観音寺様まで行けることを知り経路も調べたので、直接参ろうと東根駅で下車したのですが、当日は余裕を持って到着したくタクシーで参りました。

東根駅・東口 (撮影:筆者)
右側郵便ポスト側にタクシー案内看板がありました。

お電話でタクシーを呼ぶシステムで
お呼びして数分後には来てくださいました。

さくらんぼ東根駅のタクシー乗り場では常時停車していますので、
すぐ乗れます。

前回お世話になった運転手さんは、御宗家さまに教えられた通りに場所をお伝えしたところ ご存知なかったので、今回もそのつもりでご説明致しましたら「温泉町のこしきだけの観音寺さんで通じますよ。」とのことでした。
前回は村山駅からタクシーに乗ったお話をいたしましたら、
「村山の人はわからない」と申されておりました。

そういえば…その運転手さんは山で猟をされるとのことだったのですが、
甑岳には行ったことがないと申されていたことを思い出し…
このお話を聞いた&後日地図を見直して、そういうことか…と理解しました。

そもそも村山駅で下車してしまった私がいけないのですが…

到着

観音寺様に到着。
お荷物を置かせて頂いたのち、
本堂にて御拝礼
前回の御礼を申し上げます。
改めて御宗家さまに御挨拶。少しお話したあと、お先に別室にてみそぎ装束(滝行衣)にお着替えします。

その後、アメリカからいらした方とご対面。
御夫妻でおみえになられておりました。
御主人のボブさんはアメリカ人ですが日本語をお話になられる方で、
奥さんは日本人でした。

筆者は英会話出来ないので、挨拶は英語でおあとは御宗家さまにお任せ&知り得る単語などを使ってコミュニケーションを取ろうと、昔覚えた挨拶など思い出しつつ最低限の準備はしておりました。余談話ですが、大學で大和言葉(古語)の勉強をしていたら、これまで覚えた英語は全部飛んでしまいました。必修で英語の授業はありましたが、リスニング英語の講師はイギリス人。他に神道英語という授業もありましたが、使う機会がないので忘れました💦


御夫妻のお話をお伺いしますと、ボブさんは日本の中学校(だったと思います)で英語の先生を勤められていた時期があったそうで、奥さんは当時小学校教員。在住地のお寺さんのイベントで出会った仏縁から交際が始まったとのことでした。奥さんとは日本語で会話されているそうです。

また、ボブさんは、出家(真言宗)されているとのことで、
今回は、翌日にさいとう護摩のご奉仕をなされるとのことで、その前に未経験の滝行を体験したくて参加されたと申されておりました。
アメリカ在住の御宗家さまのお弟子さんとお知り合いとのことでした。

お山へ

参加者全員集合。
それぞれ滝行用装束にお着替えしたのち、お車で出発。

今回は、ご参加の方(お弟子さん?)のお車に同乗させていただきましてお山に向かいます。車内におられた方々は、こちらのちゅう修行に参加されたということでしたので、お話をお伺いしました!

峰行参照動画 (視聴時間 44秒)

配信元:YouTube「koshikidake shokai」チャンネルより

【余談話】筆者は御宗家さまが私服で御講義なされる学問的講座の御縁から入りましたので、諸作法や峰中修行などの行法関連についての情報感度を高めておらず失礼しております…(すみません…) 佛教につきましても佛葬式や諸供養に少し関わった&大學の講義で歴史的概要を学んだ程度。
中村 はじめ博士による邦現代語訳の原始仏典
スッタニパーダ』『ダンマパダ・ウダーナヴァルガ』や
中村元・紀野一義 訳注『般若心経・金剛般若経』を読んだ程度で修験道に関する知識も乏しいため、経験者からお話が聞ける機会をありがたく思い、お話に耳を傾け、諸々お尋ねしました。

峰中修行は男性が行うものと思っておりました。こちらと御縁があってから女性も修行されていることを知ります。因みに女性も神職資格が取得できることを知ったのは大學に入ってからでした。

興味深いお話としては、一女性に参加理由をお聞きすると「なにも知らずになんとなく参加してえらい目にあった」とおっしゃられていたことや、
彼女が参加した年は、平成28(2016)年に放送されたテレビ東京の番組
Youは何しに日本へ?」の密着取材がなされた時だったとのことで、
その時のお話をしてくださいました。

番組内容についてはこちらをご参照ください。
激アツYOUについて行ったら天国と地獄だったSP~【3日間 不眠不休の山ごもり!?修行先に潜入!】~ 

出典:『テレビ東京』ウェブサイト「Youは何しに日本へ?バックナンバー」より

彼女のお話によると、取材スタッフさんは何も知らずに食事や飲み物など何の用意もしていない状態でついて来られたとのことで可哀想だったと申されておりました…(´・ω・`;)えぇ?
(私は事前に何も調べず・聞かずだったの…?と思います…)

また、海外から参加された方の中には、アルゼンチンから来日したダンスの先生もいたそうで、彼女はなぜこの方がここにいるのか謎に思ったそうです。

男性からお聞きしたお話によると、
冨士講、神職の方も参加されていたことがあるとのことで、
修行の中で「なんばんいぶし」という
焚かれた煙の中にいる修行が一番きついとおっしゃられておりました。

こしきだけでは、国際色豊かな峰中修行がなされておるのですが、風習や文化・言語の違いにより、衝突が起きることもあるというお話もお伺いしました。

何度か参加されている男性からお聞きした話によると、
日本人の方が何度か伝えていることを外国の方はやってくれない事が多いそうで、そのうち「なんでわかんないかな」「言われたことをやってよ」などと言われる方が出て来たりして、険悪的な雰囲気になる時もあるとのことでした…(^-^;)

このお話を聞いて、寝不足で空腹ということもあるから余計に気が立ちやすいこともあるのでは?と申しますと、そうかもしれないともおっしゃられておりました。

このような感情を制することも修行の一環なのでしょうが…
難しいですよね…

また、終盤に ご息女がお食事とお飲物を渡してくださった時に、
イタリア人の方が御礼にと頬にキスをされたそうで、それを見られた奥様が「嫁入り前の娘になにするの!」と激怒されていたとのことでした。
(イタリア男性は美人に目がないですからね…)

このようなお話を伺い、国内における国際交際・異文化集合の一問題点を聞いたように思います。それにしても、いろんな国々の人が言葉が通じない状態で修行しにお山に集合している、ということを凄いと思います!

山小屋到着

お話を聴くのに夢中になっておりましたら、
あっという間に山小屋に到着!\(^o^)/
一旦降車します。

山小屋周辺から見る景色
美しき山脈を眺めます!

山脈を眺め、自分はいま国土の背骨にある
お山の中にいるのだと思うと胸が熱くなります!

筆者脳内イメージ

滝行の話

その後、お滝場近くまでお車は進み停車。
お滝場に向かう前に、お滝の効果をより高めるための呼吸法のご指導が
ございました。おこなうにあたりイメージが難しかったので、
御宗家さまにお伝えしましたら、古神道を知らないと、とのことでした。

何度か繰り返したのちにお滝場まで徒歩で下りまして到着!
お滝と再会を果たします \(*´꒳`*)/~♡

お滝の動画がアップされていましたので添附いたします!

このようにしてお滝場までの道を開かれていったのですね…

最初はボブさんからご指導賜ります。
貴重な機会と思い、ご指導のご様子を撮影致しました!
公開の御許可賜りましたので、数枚アップ致します!

御宗家さまとボブさん 
最初は御宗家さまが実演しながら教えてくださいます。
お写真は入滝前作法のご指導中
各場面を撮影をしたので出入時の御様子が撮れておりました。
後日じっくり拝見。お滝の受け方姿勢のお勉強をさせていただきました!
御宗家さまはとても丁寧にご指導くださいます。
ボブさん初御滝入り
お写真の雰囲気からも伝わって来るかと思うのですが
ボブさんはもの凄く真剣な眼差しで
お次の方のご指導の様子もご覧になられておりました。
このあと本格的にお滝に入られ、頭頂部もお滝を受けられたのですが
スキンヘッドなので痛そう… (´·ω·`) と思いながら拝見しておりました…

前回の滝行のご様子のお写真を添附します。
よろしければ、ご参照ください。
滝行写真集


順番待ちの間、前回もご一緒したお弟子さんが、法螺貝(ほらがい)を吹く練習をされていました!リアルなお法螺吹きです!
\(^o^)/

前回のときに、注文していた法螺貝が近々出来上がって届く!と言うお話をお伺いしておりましたので、その法螺貝を拝見&赤子を抱くかのように大切に抱えられている御姿に目を細めます。

まだ上手く音が出せていないということで、音出し練習されておりました!

お弟子さんのお話によりますと、ご自宅では思いっきり音を出すことができない環境なので、法螺貝を使って練習をすることがなかなかできないとのことでした…(´·ω·`)
御宗家さまのお話によりますと、法螺貝の口には、くちがねというマウスピースがはめ込まれているそうで、吹くときの口は、トランペットを吹くときのような感じに似ているそうです。また、宗門によってマウスピースの形や音階などに違いがあり、いろんな音があるとのことでした!

余談話ですが…このお話をお伺いして、神職さんで学校の吹奏楽クラブにて
オーボエを吹いていて、大學のサークルで雅楽器の篳篥(ひちりき)を吹いたら
すぐ吹けるようになったというお話を伺ったことを思い出しました。
(楽器の場合は篳篥が先でオーボエは後でつくられました)

滝行へ!

さて、私もお滝を受けにいきます!
前回教えたのでどうぞと申されましたので、少々テンパりつつ思い出しながらお滝に入る前の段取りに入ります。

気温も少し低くなったということもあってか、
最初のお水は前回よりも冷たく感じますが、徐々に慣れていきます。

他の方のご様子を上から拝見していたのですが、自分のときになるとうろ覚え的になっていて、あれ?次はここでしたっけ…?と不安気にお聞きすると、身体が慣れたらいいですよーとおっしゃってくださったので、
そのまま吸い込まれるようにお滝の中へ。
初回と同様やはり爽快でとても気持ちよく
「ふふっ(*´꒳`*)」と笑顔になります!

初回は早めに出て、その後は徐々に長く入ります。
やはり気持ち良過ぎて、いつまでもお受けしていたい気持ちになっていますが、他の方もいらっしゃるのでお声を掛けながら交替します。

待っている間、濡れた衣で身体がどんどん冷えていき寒さを感じたのですが、お滝の中は温かく、お外の方が寒かったです。

表現が難しいのですが、お滝を受けたとき、お水の冷たさを皮膚では感じてはいるのですが、冷たく感じることはなく、3度目ぐらいの頃にはすっかり身体は冷え切ってしまっていて肌感覚はマヒしていましたので、いくらでも入っていられる状態が出来上がっていました 。
(気持ち的には いつまでも入っていたいみそぎ莫迦…笑)


そのうち、お側でご覧になられていた御宗家さまが「試しに首元に直接お水を入れてみて」と申されましたので、そのようにしますと感覚はまったくなくなっていて、冷たさを感じないので「(感覚がなくなり)バカになってて何も感じない…」とお伝えすると、マジか…( ´・д・)…的な表情をされておるようにお見受けしました…
(´・ω・`)?

今回は少しの間入ってから出て、また入るを何度か繰り返す方法も教えてくださり、その方が身体にはよいと現実的なお話をしてくださいました。
試しにやってみると、身体が温まる感じがしましたので、ずっと打たれ続けているよりもこちらの方が血流がよくなるのだろうと思います。

この時は、少し入って出る方法に物足りなさを感じ、
結局は長く入っていました。

筆者は昔から水中にいるとなぜだか安心します。
昔スイミングスクールでコーチ(水泳指導員)の仕事をしていたことがあり、今もプール通いしているので、長時間水中にいて濡れたままの状態には慣れています。みそぎ※ 好きということもあるかとは思うのですが、
こちらのお水とは もの凄く相性がよいのかもしれないと思いました。

他所のお滝を受けていないので不確実ではありますが…

みそぎ
身体を洗いすすぐことで、身についた凶事やつみけがれを除去して清めること。
記紀(筆者註:古事記・日本書紀)でイザナギが黄泉よもつ国から帰ったとき、そのけがれはらうためにはら (紀ではあわぎはら) でみそぎはらえをしたことが神話的起源とされる。禊と祓は一連の行為・観念であることから、禊祓と称することが多い。また両者は混同されることもあるが、本来は別であるとされている。
祓(はらえ):心身についた罪穢を禊などの儀礼や唱え言葉によって取りはらい清浄にすること。
穢(けがれ):汚れて悪しき状態。清浄の反対の観念。神道においてはまれる状態。古来、罪は人的行為によるものであるが、穢は自然発生的現象によるものであり、汚濁(おだく)が身につくことで、個人のみならず社会的にも災いをもたらすと考えられた (中略) 最近の民俗学ではケガレを〈ケ=気〉が枯れた状態、すなわち「気枯れ」と とらえる見方も一部に出されている。

出典:國學院大學日本文化研究所編
『縮刷版 神道事典』(9刷)より引用 

神道の禊行では、海川池にて潜水、お滝に打たれる、浴槽などにお水を張って桶を使ってお水を体にかぶる・潜水するなど、各地・各場所によって行う方法は様々あります。基本的にはみそぎ前に、御神前でちんこんおおはらえことばまたははらえことばの奏上をいたしまして、とりふね行事という行法など、身体を動かし声を出すなどのお作法があります。
また、場所によっては禊場まで「エイホ」と掛け声しながら走っていくこともあります。

神社実習の禊行の時は走って禊場までいきました。

今回参加されたボブさん以外の他の方は、修行時滝行をされているので、
お滝に入られると印を結び、不動明王様の御真言(くのしゅ)を唱え続けられているので、滝行されてる!
という感じなのですが、こちらの行法を知らない私めは、合掌しつつも


超気持ちいい~!( ゚∀゚) アハハハハノヽノヽノ \ / \


という心持になってるので(笑) 私だけこんなおかしなテンションで大丈夫?と思ってはいるのですが(御宗家さま寛大過ぎます…^^;) 
御宗家さまは「滝は苦行であってはいけない。楽しくおこなうことも大切」とおっしゃられておりますので、お言葉のまにまに楽しみながらお滝に夢中になっています!

そのうち、他の方はお滝に入られなくなったので、私がひたすらお滝を受けるターンになり、お滝三昧します!\(^o^)/ワーイ

周囲を気にせず より集中できるようになったので、いろいろ試してみます。
前回はずっと目を瞑ったままだったことを後悔したので、目を開けて周囲の景色を見ながらお滝を受け続けてみたり、試しに1度だけ「はらひたまへ きよめたまへ」と唱え続けてみたり…

あくまでもこの時に思ったことなのですが…
こちらのお滝の中では、はらえことばは不要のような気がします。

勘違いかもしれませんが…

途中あまりの気持ち良さに思わずお滝の中から「気持ちいいー!!」と声が出てしまいました(笑)

お滝場から見る一景色
改めて自身は地球の一部なのだと実感します。

このような感じで楽しみながらも、お滝の中では無心になり
ほぼ思考できない状態になっているので、お滝を出たあと少し思考して、
また入るを繰り返します。

このように傾注しながら何度もお滝を受け続けていましたら、
天地の森羅万象・諸々の霊威・むすひ等々、おおはらえことば、お水がここにいたるまでの経緯・流れていくお水等の行く先のことなどに思いを致し、ただただその有難さにお滝を見上げて仰ぎ拝み拍手を打つを何度か繰り返していました。

そうしているうちに、日没が近づいていることに気付きます。
まだまだお滝に入っていたい気持ちが強くてキリがなく、
みなさまにご迷惑が掛かると思ったので切り上げます。

ドラえもんのどこでもドアが欲しいと強く思いました(笑)

ドアを開けたらお滝場へ

私がお滝行に夢中になっている間、
お法螺吹きの練習をされていたお弟子さんは上手に音が出るようになっておりました!この瞬間に立ち会えたことをとても嬉しく思います!
\(^o^)/いやさか

そしてお着替えします。この時にはじめて気付いたのですが、
思った以上に身体と足が冷え切っていて、足が思うように動かすことができなくなっていました。お着替えに時間が掛かってしまいます💦

そうしながらも、お弟子さんがお水を汲んでくださるとのことで、
前回もらったペットボトルに汲んでいただきました!
\(^o^)/

【上写真は前回記事より】
前回参加の方にもらったお滝水入ペットボトル。
どうしてもこちらに入れたくて持参しました。
リュックの三分の一を占め、お着替セットも入れたら
リュックがパンパンになってしまいました(笑)
再ゲット!\(^o^)/
とても美味しく!お滝行しないと汲むことができない貴重なミネラルウォーターです!

ようやくお着替えが終わり、お車のところまで向かいます。
前回同様に上半身は軽いのですが、足は底冷えしていて思うように動かせないのでゆっくり登っていきます。途中、御宗家さまがお待ちくださっていて、ケガなどなかったかなど御心配のお言葉を賜ります。「ありません」と申しますと「よかった…」と一言… このお言葉を聴き、お滝場出発が遅くなってしまったので大変御心配をお掛けしてしまったこと、みなさまをお待たせしてしまったことを申し訳なく思い、あとのことも考えなければいけないと反省しました…(´·ω·`)すみません…


滝行後の話

山小屋まで戻り、御宗家さまがお滝のお水を沸かして
2種類の豆のドリップコーヒーを淹れてくださいました。

キャンプ用のコーヒードリッパーで淹れてくださいました!
どなたかが持って来てくださったとのことでしたので、
気になって調べてみました。
カリタの「ニューカントリー」でした。
お写真のものは品番が異なるようです。

それぞれブラックでいただいたのですが、コーヒーとは思えないくらいに
まろやかで甘く、お豆によって味が違ったのでビックリしました!
おやつのクッキーも一緒にいただき、美しい景色を眺めながら
コーヒーブレイクします!\(^o^)/✨

とても美味しかったので、帰宅後、再ゲットしたお滝のお水で
お茶(緑茶)とお紅茶を淹れたのですが、両方ともまろやかになっていつもと違うお味になりました!とても美味しかったです!
やはりお水で違いが出ますね!

こうして楽しい時間を過ごしながらも、日の入りが近づいてまいりました。

眺めた景色
夕日がとても美しかったです!
町の方を拝見しますと
段々と明かりが灯って行き
夜景へと変わって行きました。
お日暮れ時のこしきだけ方面

峰中修行中、夜はここで修行をされるとのことです。


ブレイク中もお弟子さんは、お法螺吹き練習をされています。
御宗家さまがご指導されていた際に一度お吹きになられたのですが、
一定の音をすごーーーーーく 長-----く お出しになられたので、
ビックリして思わず「すごぉぉーーーーーーーーーい!」と声が出てしまいました(*゚0゚*)!

音楽好きなのでよくわかるのですが、法螺貝を吹奏楽器視点でみてみましても、これだけ長く息が続くことはとても凄いことです!
(お弟子さんが御宗家さまはとてもお上手ですとおっしゃられておりました!私もそう思います!)

初めてお聴きした生法螺音が、お法螺の名手とは!
なんとも有難きことでございます!翌日の御祈祷でお法螺を立てられたのですが、とても美しく澄んだ音が鳴り渡っておりました!

法螺貝を吹かれるお弟子さん
お日暮れ時に吹かれている御姿がとても素敵で思わず撮影
帰宅後スニーカーを洗おうと思い靴底を見ましたら
お山のお土が詰まっておりましたので、竹串でお取りしました。
結構取れたので容器に保管。
次の機会にお戻ししようと思います!
(追記:峰中修行参加時にお戻ししました!)

下山する頃には、すっかり日は暮れて夜の山道をお車が走ります。
再度 峰中修行にまつわるお話をお伺いしながら観音寺様に到着。
近所のお宿「青松館」にてお湯をいただきます。
今回もこちらに宿泊しましたので、この時にチェックインします。

温泉に入り身体が冷えていたのを実感しつつ温まります。
その後、奥様の手料理とお酒を御馳走になりました!
\(^o^)/

御馳走になりました日本酒・洋酒はめったにお目にかかれない
名酒・美酒ぞろいで1人でテンションあがっています!
美味しい料理・美酒・楽しい会話が揃い、いい感じに酔ったこともあって、段々と気が緩みリラックスモードへ
こんなに楽しい時を過ごしたのは何年ぶりでしょうか!

アメリカの風習などについて、ボブ夫妻に色々お話をお伺いします。
奥さんに「アメリカで暮らすようになって生活面でご苦労されたことはありますか?」とお伺いしましたら、そういうことはまったくなかったとおっしゃられておりました。

ボブさんのお話によると、御宗家さまのFacebookアカウントを初めて見られた時に名字を見てあやしい…と思われたとのことで…(汗)
そんな名前はないだろう…と思われたとのことでした💦

私はお山の御名を授かっておることから、
重責を背負われておられる…と思いました…

世襲家御方々の御宿命に頭が下がります…🙇

このお話の流れで御宗家さまは、峰中修行・諸講座等のお問い合わせや参加希望される人の中で、外国人は必ず来る。日本人はほとんど来ない。
とおっしゃられておりました。……(´·ω·`)……

このお話を聞いて、神職の山中フローリアン(旧姓ウィルチコ)さんのお話を思い出します。(フローリアンさんについては こちらの記事をご参照ください【nppon.com/2016年インタビュー記事】)
フローリアンさんはオーストリア出身の方で、ウィーン大学で日本学を専攻。神道に興味を持たれて勉強したいと思われ、多数の神社様に英語でメールを送信。1件だけ返信があった宮司様の元を訪ねられた御縁から、國學院大學専攻科で神職資格を取得され神社に奉職されました。フローリアンさんの熱意と行動力・努力を見習いたく存じます。

拙書「欧州出身の神職さんの話。」にて
フローリアンさんのお話をしています。

視聴時間:約15分

配信元:YouTube「kogakkanuniv」(皇學館大學)チャンネル

また、ボブさんはアメリカにおられる修行参加者やお弟子さんにまつわるお話をしてくださりまして、彼らは漢字が読めないので「作法次第書」の漢字で書かれているページ数がわからないため、ページ数を形で覚えているとのことでした。酔っていたためうろ覚えで申し訳ないのですが、
四はヒゲ、六は体を「大」形にする的な感じで覚えているとおっしゃられていたと記憶します。

ページ数を相手に伝える場合、上記のような表現を使って知らせているとのことでした。また、お滝場でお聞きしたお話では、ハチマキを上下逆につけている人がいるとおっしゃられておりました (上下逆つけは映像でよく拝見しますね…)

国際線の飛行機はJALが一番サービスが良いと申されておりました!


楽しい時間はあっという間に過ぎ、
ボブ夫妻は明朝早くに出立されるとのことで退席されます。
旅館までの戻り方を御存じないので、途中までご案内しました。
道すがらお話をしておりますと、ボブさんが「身体がダルい…(´・ω・`)」と申され理由を求められているように思ったので、長旅の疲れ(飛行機に7時間乗っていた等)が出たのでは…と即答したら納得したご様子でしたが、のちのち考えますと、滝行中ものすごく気合が入っていたので、気疲れもあったように思います。

私は元気いっぱいで体調よくなっているので、みなさん同様かと思っていたのですが、このお話を聞いて体感に異なりがあることを知ります。

そうして、近所まで来たのでお別れします。
次はいつ会えるかわからないので、ボブさん・奥さんにお別れの挨拶にハグしていいですか?とお断りした上でハグしたのですが、
お二人とも (•ω•) 的なお顔をされておられました σ( ̄∇ ̄; )!?

こんな感じかと…
✨(つ´ω`*)•ω•)…

酔っていたので、気にせずお別れします(笑)

筆者は普段から男女問わず、良縁・気が合うと感じた人や同感したときに
握手をしたり、時には挨拶ハグをしています。

さすがに目上の方や神社関係者にハグはしませんが…

戻りしばらくしてお開きとなり、お弟子さんにお車で旅館まで送っていただきました。

ライトアップされた夜の本堂内はとても美しく
見入ってしまいました✧*


息災柱源神法 御護摩祈祷 参列の話

翌日は、修験道の奥義であります
息災はしらもとしんぽう が執り行われる日でございました。旅行計画中、事前にご予定をお伺いしましたら、午前中に執り行われるとのことでしたので、参列してまいりました。

ご参列の御縁を賜りましたことを、とても有難く思います。
見学と祈りに集中したく、今回撮影はしませんでした。
見聞き感じたままにお話致します。

こちらは前回参列時のお写真です。
神道護摩 写真集
御本尊 十一面供 写真集


しょうがくさん観音寺様ではSNSなどを通して、
どなたでも御祈祷・お添護摩木のお申込みすることができます。

【令和六(2024)年 4月23日 追記】

お申込み方法については、公式HPの「御祈祷申込みのご案内」をご参照くださいませ。


当日は海外からお添護摩木のお申込みがあったとのことで、
ご準備整うまで奥様とお話をしながらお待ちします。

奥様は司会や歌手活動などされております。出産後に脊髄の御病気を患われ車椅子生活となられたそうです…
とても明るくて優しく気さくな方で、車椅子を巧みに操りながら家事などテキパキこなされる超働き者で、陰で支えられておられる御姿を見習いたく存じます。
奥様からお聞きしたお話によると、子供の頃は演歌に親しまれ、小学生の頃に神社境内で開催されたカラオケ大会に飛び入り参加。当時演奏していて歌を聴かれたプロの先生からお誘いを受けた御縁から歌のレッスンをはじめられたとのことで、当時日本テレビで放送されていた『スター誕生!』という視聴者参加型の歌手オーディション番組に決勝までいかれてプロ活動する道もあったそうなのですが諸都合により諦められ、のちにラジオ局でリポーターのお仕事をされながら昭和歌謡を歌い続けてこられたとのことでした。
現在もコンサート活動されております!

YouTube公式チャンネルを開設されました!
YouTube『キーチャンネル
(撮影編集・御宗家さま)

さて、ご案内の御声が掛かりましたので、本堂に入ります。
入った瞬間、空気の一変を感じます。祭壇前に座りますと張り詰めた空気を感じて気が引き締まり、意識を集中させます。

お線香の甘くてよい香りがします(パロサント…?でしょうか…?)
そして開始とともに動悸がおこります(修了まで続きました)
至近距離で片足踏み込まれながらの所作があったのですが、
御宗家さまは長身ということもあり、その御姿は迫力があって雄々しさを感じます。また、身近で拝聴する法螺貝の鳴音も迫力があり、美音が鳴り響きます。丁重な諸作法が行なわれたのち祭壇前御台をお下げされまして、
御護摩が焚かれます。

至近距離で御護摩火を拝して思うことは、各御祈祷によって御護摩火のあがり方や火柱の動きには異なりがあって、この時の火柱は上下に激しく動きました。特に火先が激しく動いておりましたので見入ってしまいました。
一人一人の願意とお名前がりあげられている間、私も祈りに集中します。
途中、急に動悸が激しくなって息苦しさを感じ呼吸が荒くなった時がありましたが、しばらくしておさまります。全てのお添護摩木がお焚き上げられたのち、再び御台が捧げられて諸作法が行なわれたのち、法螺貝が立てられ、諸作法後、修了しました。

修了直後、心の内奥が優しい温もりに包まれたような感じになりまして、
なぜだかわからないのですが、思わず笑みがこぼれました。脳内はやんわりほわっとしています。離れがたくて赤々としている御火に見入ってしまいました。(個人の感想です)

お写真は前回参列時に撮影したもの

お下がりする前にあらためて祭壇を拝見して、
この空間には小宇宙銀河があるように思いました。

現在ではネットを通じてのオンライン御祈祷が行なわれるようになり、
画面を通じての御参列も致せるようになりましたが、
直接参拝することが大切だと思います。

無知ゆえに文言に失礼があると存じますが、
私が見聞きして思った柱源神法作法の一特徴といたしましては、
取りはずしのできる三本の御柱が立てられ、複数ある法具をそれぞれ丁重に使用されます。導(開)終時には法螺貝が立てられ、拍子木に類似した形の丸太型大小のうちを使用して打鳴しがなされたり、
お水や刀を使用するなどの細やかな諸作法がなされておりました。
御護摩祈祷にて1名のお名前・願意が宣りあげらたあとに、
不動明王様・くのしゅ(御真言)が唱えられます。

これまで拝見した御祈祷と比べますと、より細やかな独特の所作がなされておりました。御宗家さまから伺ったお話によりますと、宗教的世界観は緻密で深いとのことで、私は雄々しさを感じました。

のちに参拝した神社様にて、七五三・初宮詣の御祈祷が執り行われておりましたので、外から御様子を拝したのですが、以前に一不動寺と神社の新年祈祷について身体的外見の所作視点から比較的話をしたことがあるのですが、その時は、御護摩祈祷は「動的」、神社祈祷は「静的」な祈りのように思ったと直感的感想を申したのですが、今回当日に両方拝しまして、あらためてそのように思いました。

観音寺様の御祈祷に ご参列して思いましたことは、
神社神道での御祈祷作法は、
制定された「神社祭式行事作法」に基づいた
祭祀礼法で行われているので、基本的作法の型は固定的なのですが、

こちらの本宗では、お作法を伝授する関係から
古神道をはじめ、密教、修験道の複数の礼法で行なわれておりますので、それぞれのお作法に異なりがあります。

御祈祷は月毎または個別で執り行われており、
御本尊・十一面観音様をはじめ、不動明王様、大黒天様、薬師如来様、
毘沙門天様の御縁日祈祷、新月・満月日には吉田神道行法の三元十八神道護摩、修験道奥義の柱源神法、供養の光明供と、それぞれでお祀りする神仏、御祈祷作法・着装する御法衣に異なりがありますで、まつり方、御作法の基本の型を覚えるだけでも、とてもたいへんだと思います。

個人的なお話で恐縮ですが…
筆者は神道系大學に入学するまで、自宅に神棚・仏壇もなく日々の祈りをしない生活をしておりましたが、大學で神職資格過程を履修・資格取得後から
現在も神主的立場から神社祭式作法に基く日々の祈りを10年程実践してきて思うのですが、祈るという行為は、外見的な動きだけを覚えればいいというわけではなく、内面的な働きが最重要なのだと思うようになりました。
諸々経験して、祈りとはとても深くて難しいことだと実感しています。

信仰がなければ、ただの動作で終わってしまいます…
また、内外のバランスを取ることも大切だと思っております。

【御祈祷にまつわる裏話】長きに渡り厳しい峰中修行をされながら諸修行を積まれて感性が研ぎ澄まされた行者様が病気平癒などの加持祈祷をなされる場合、御自身も身体的な痛みが伴い、御祈祷中も体調がすぐれないときがあるというお話をお伺いしてとても胸が痛みます…(これも修行とのことで…)
神社神道の場合、病気平癒などの御祈祷ではこのようなケースを聞くことはありません。極稀に行者的修行をされてこのような感性を持たれている神職様もおられますが、私が知る限りでは超少数と存じます。

違いはありますけれども一例として私が経験したお話をいたしますと、
以前に助勤奉仕アルバイトをした一神社様では、特殊病気封じ祈願が行なわれておりまして、当時補助員として少々奉仕した事がありました。祈願受付後、祝詞のりとを作文するにあたり、お申込みされた方と事前面会をするので同席したことがありました。この時は御家族からお話をお伺いしたのですが、全てのお話はとても重く… さいしゅさまは冷静に淡々と対応されながらお話をまとめられておりましたが、面会終了後に私の感想を聞かれ、心ではたくさん泣いていいけれど、決して表に出してはいけないと教わりました。御祈願当日はご本人様も参列されて執り行われたのですが、途中からご本人様は涙を流され…(後ろで控えていた私は涙をこらえながら祈念することで精一杯でした…)
斎主・副斎主さまは、いつも通り冷静かつ丁重に祈願を執り行われ修められました (神職としてこの御対応は正解だと思います)
修了後、お見送りをしたのですが、ご参列のみなさま放心状態で御社殿から出られたのちしばらくは境内におられました…
このような経験や見聞きしたお話などを踏まえますと、病気に関する御祈祷は願意が重いこともあり、祈りの深さとつらさを実感します…

祈願者からすると一対一ですが、祈祷者からすると一対数百以上ですからたいへんです…

さて、御祈祷修了後、御宗家さまとお話いたしますが、午後から御用事があるとのことでしたので、お名残惜しく存じましたが観音寺様をあとにして
東根駅まで徒歩で行きました。約15分で駅に到着。思ったより近かったので、次回は徒歩で参ろうと思います。時刻表をみると1分後に到着予定だったので、あわててホームに行き乗車。その後は山形駅周辺を観光して帰路へ。帰宅後そのまま氏神神社へ参拝して帰宅の御奉告をいたしました。

前回来たときは豊かに実った稲穂を眺めておりましたが、収穫終っておりました!
美しい山々を眺めながら別れを惜しみます。
(お山を眺めるのは大好きなので飽きません!)

感想

今回の滝行は、1度体験したので緊張が解けたということもあったのでしょうが、感覚的には前回とは少し違う感じがしました。

前回のお滝はやさしさを感じたのですが、今回のお滝は清らかさを感じました。気温も低くなったということもあって、最初のお水は前回よりもとても冷たく感じますが、ご指導通りの方法でお受けしますと、お滝の中で冷たさを感じることありません。表現するのが難しいのですが、皮膚感覚的には冷たさを感じてはいるのですが、冷たさは感じていないというような感じで、時間を感じなくなり、爽快でずっとお水を戴いていたいと思う気持ちに変わりはなく、前回よりも長い間お受けしていたように思います。

興味深かったのは、精神と体との分離的現象が起きたこと。
精神的にはもっとお滝の中に居たいと求めているのですが、
身体的には体が冷えていますよと訴えております。
ですが、冷たさを感じない。
という不思議な現象が起きていました。

結果的には、思った以上に底冷えしていて足が思うように動かず、
お着替えや戻るときの登山に時間が掛かってしまいました。
御宗家さまより身体のことを考えるというご指導も賜りましたので、
次回は物理的バランスも考慮しながら行なわないといけないと思いました。

御宗家さまは、現実的なお話をしてくださいますので、
とてもありがたいです!

滝行後日については、
前回は身体の変化を感じることが多かったのですが、
今回は内部の変化を感じることが多かったです。

前回の感想は こちら

全体的に身体が軽くなって体調がよくなっているのに変わりはないのですが、今回は脳内・体内の方が軽くなりました。また、内側からくる温かさを感じています。このことについては、御宗家さまにお話をお伺いしないと判断しかねるのですが、滝行前にご指導賜った呼吸法を毎日するようにとの
ご指示をお受けしましたので、連日行っていることも関係しているのかもしれないと思います。

呼吸法は朝拝前に行うことにしました。日々諸イメージを試行しながら行なっておるのですが、段々とイメージが浮かぶようになってきました。
理解不足でイメージがつかめない個所もありますが、思い込みが入ってしまった独断はよろしくないと思うので、ほどほどにしておきます。

体内イメージ力がもっと欲しいと思っているところです…
一神職さんから教わった一呼吸法も併せておこなっています。

どのような呼吸法なのかをお知りになりたい方はご参加を
滝行のお申込み方法は こちら の拙書をご参照ください。


一番驚いたことは、自宅浴室で月毎のお祭り前に簡易みそぎ(洗面器でお水を戴く)を行っているのですが、帰宅後に禊をしましたら、お滝を受けている時と同様の体感となっていました 👀!!

こちらも皮膚的には冷たさを感じますが、内面的には冷たさを感じません。お水を戴いたあとは、内面から温かさを感じるようになり、今は爽快で活力が湧いてくるのを感じています。

最初は帰宅後、ご指導を踏まえて身体のことも考えようと思い、事前にシャワーのお湯で身体を温めてからお水を戴くやり方に変えたので、その効果でもあるかもしれないとも思いました。

また、勘違い・思い込みかもしれないので、ほんとうに変わったのだろうか?と思いまして、みそぎをする時には、体感を意識しながらいつもより多めにお水を浴びたり、ゆっくり掛けてみたりを繰り返してみました。十数回おこなったのですが、毎回同じ体感だったので驚いていたのですが、昨本日とお水を戴いて確信しましたが、11/25日現在、気温・水温が下がってきたこともあり、朝お水を浴びたあとは身体的に寒さを感じることには変わりはありません。
また、日々の祈りの時の内的感覚にも変化が起きています(良い方に)

どうやら滝行でのお水の受け方を身体が感覚記憶したようです。

アップデート・プログラムが発動したのでしょうか…🤔

2度滝行をおこなったことより、御宗家さまが滝行についておっしゃられている事を理解することができました。また、体外内が整ったような感じが致しますので、今回も参加してよかったと思います!

御宗家さまの御加持祈祷のおかげを賜り、御縁を感じる事象も多かったので、誠にありがたく存じます。拝謝

【余談話】大學に入ってから「ご縁」という言葉をよく聞くようになってから意識するようになり、経験を踏まえながら考察しているのですが、
ご縁システムは緻密だと実感しております。

自身の言動によっても変動すると推断しています。
このお話をすると長くなるのでまた別の機会に。

今回も、とても楽しかったです!
楽しい時間を賜りまして、誠にありがとうございました!
また行きます!

お話は以上です!
ご拝読いただきありがとうございました!


旅行記は こちら