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マダガスカルの森から考える「豊かさ」

最近わが家ではなぜかマダガスカル🇲🇬を散策するテレビ?YouTubeがついてて、マダガスカルの森の映像を観てました。

マダガスカルの森にはカメレオンが何十種類も住んでて、あとキツネザルの仲間も!トラとかライオンみたいな獣動物がいないから進化が進んだんだって。

森にはたくさんの動植物がいて、その映像をみたとき、わたしは『わぁ、豊かだな〜』と思いました。
大学の時に佐渡ヶ島の原生林みたいなとこに入ったことがあって、その時の景色と重なりました。


『森の豊かさ』って具体的にはどんなことをいうかというと、多分生物多様性があるってことだと思うのです。

よくわたしたちのいう『豊か』って言葉も、豊富にあることって意味が含まれてると思います。多種多様なものが豊富にあること=豊かさ。みたいな。


で、マダガスカルの森に感じた豊かさには『豊富にあること』ともう一つ、『自然体であること』ってのがあると思いました。

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マダガスカルの森の中には多種多様な動植物がいるのですが、それらが共存してるのです。

競争もあったとは思うのですが、そこから進化を繰り返して、エサを変えたり住む高さを変えたりしながらキツネザルも何種類にも分かれていって。(実は進化の過程は、一番を目指すというよりは隙間を埋めていくことらしい)


川の側に生息する植物もいれば、大きい木に巻きついて上まで伸びるツル植物がいたり、光がほとんどなくても生きれる植物がいたりと。

環境の中でバランスがとれていて無理のない状態=自然体=豊かさ(で心地いい感覚を覚えた)なのかなぁって思いました。

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今、豊かになってきた先進国の国々は、多様性を重んじる社会へと向かっています。

多様性ってこの森のように、無理なく自然体のまま共存できる社会なんだろうなぁって思います。

カメレオンはカメレオンのまま生きて、キツネザルはキツネザルのまま生きれる世界。

何者かにならないととどうしても思ってしまうものだけど(もちろんそれでもいいのだけど)、

きっとそのままでいいって社会に、これからますますなっていくんだろうなぁ、と思います。


そして、何者かになるのだとしたら、それはきっと一番というよりは、隙間を埋める感じのポジションなのかもですね。

でもこの世の中はうまくできているから、うまく隙間が埋まるようにわたしたちそれぞれが生まれてきてるのだと思うのです。

だから本来の自分に戻るといい感じになるのだというのが、最近のわたしの結論です。
(なんか最後難しくなりました😅)

ではでは

川邊 明日香


こんなにいい色だけどすっぱい紅玉りんご🍎

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