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今日までの幸せを数えたら、なんてこと無いのです。

ミセスの大森さんの『メメント・モリ』、大森さんの死生観を反映させた曲らしいのですが、すごくいい曲です。メロディもいいのですが、歌詞がよくて。

https://youtu.be/Rlk3i0sEQR8?si=nTCIYqtSpfo9_bWq

サビがこちら↓


僕もいつの日か全部
置いて逝かなきゃいけないけど
今日までの幸せ数えたら
なんてこと無いのです。


↑“なんてこと無いのです。”って表現の仕方もいいし、自分の死について、前向きに捉えてる(というか、後ろ向きに捉えていない)のですよね。

これを聞いてると、確かに、わたしも幸せなことがたくさんあったし、なんてことないのかも 。

なんて思えてきました。(今は死が遠いのでそう思うだけかもしれませんが)


この歌とは別にもうひとつ、死についての好きなシーンがあって、それはマンガ『進撃の巨人』のミカサが巨人に殺されそうになるシーンです。

ミカサはその時「いい人生だった」って幸せだったことを思い返してエレン(主人公)にお礼を言うのです。
(マフラーを巻いてくれてありがとう、のシーン)

メメント・モリとミカサ、どちらも幸せだったことを思い返してるのが共通しています。

✳︎

わたしは、幸せだった出来事よりも、その出来事によって幸せを感じた感情をよく覚えています。(みんなそうかな?)

だから、日常の中で朝起きたら隣で子ども達がスヤスヤ眠っていてふと幸せを感じたとか、そうゆうことを覚えています。

幸せって感じるものだし、(強烈なドーパミン系の刺激と違って)薄味なことが多いような感じがします。(わかんない、強烈に幸せを感じるとかあるのかな?😂)

普段はせわしなく過ぎていってしまうけど、ふと俯瞰してみてみると幸せを感じられたりするものだなって思います。写真を見返してると幸せを感じたりもしますよね。


このメメント・モリの中の歌詞に

心の中にどうか
居場所を作って置いて欲しいな
たまにはこれからの話じゃなく
今までを話そうか。

というのもあって。

感じたり、振り返ったりする時間を持って、思い出を持ちながら、

生きていきたいものです。



ではでは

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