自費出版本『イマジン。』より。
自費出版。
そうだそうだ。そうだった。
僕は去年に本を自費出版したんだった。
800冊。
内容は、京都一ファンキーな不動産屋のほとばしる不動産愛が生んだ珠玉の“物件紹介ポエム”集。
僕が今まで、世の中に放ち続けて来た渾身の物件紹介文のみをまとめた本。
今は見られなくなった、僕が京都トンガリエステート時代に書いた初期衝動的なモノを中心に、KAWABATA channelに掲載してる現在進行形の僕が書いたモノも少し。
日頃、僕が物件を見て、感じた事を想いを込めて、物件紹介文にしてる。
僕というフィルターで物件の魅力を濁らせないように。
物件の魅力をありのままに伝えられるように。
そう、ラブレターを書くように。
そうして生み出された文章を読んでもらって、読んでくださった皆様に物件そのものを想像してもらう。
本のタイトルは「イマジン。」
みんなが想像してくれる事で、不動産に関心を持つ人や不動産を楽しんでくれる人が増えてくれるんじゃねえかと思ってるから。
そんなコトを言っても、内容は?って聞かれるコトが多いから、その一編を紹介します。
ネクストガクセイアパートメント。
全国的に、増えてきたリノベーション物件。
おかげさまで、京都にも増えてきたリノベーション物件。
しかし、そのターゲットの多くは大人。
なぜなら、リノベーションには、お金がかかるから、結果的に、家賃も高くなる。
だって。
ん?京都は学生の街じゃないの?
生活する部屋を選ぶ権利って、お金をいっぱい持ってる人だけに許された権利?
お金をいっぱい持ってる人だけが住むトコロにこだわりを持ってる?
違うだろ。
高い感度を持っている人が、住むトコロにこだわりを持ってる。
豊かな感受性を持つ学生。
こだわりがあってもいいと思う。
誤解を恐れず言います。
23歳の時、不動産業界に入った時、思ったな。
どこも同じような部屋を紹介して、僕は、どこを勧めたらいいのかな?って。
正直、悩んだ。
すっげえ悩んだ。
学生マンションは、どこも同じに見えた。
家賃に合わせて、立地、広さ、設備、築年数が違うだけ。
部屋なんて、どこも同じだなんて、思って欲しくない。
どこで、過ごしたって、同じじゃん。
なんて、思って欲しくない。
僕たちは願ってる。
大学生活を送るキミたちの4年間が、最高なモノになるように。
多感な青春時代を送るキミたちの4年間が、最高な時間になるように。
いっぱい勉強して、いっぱい遊んで、いっぱい恋して、いっぱい、いろんな経験して、いっぱい、最高の仲間に出会って、一緒に笑って、一緒に涙して。
かけがえのない時間を送って欲しい。
僕は、
私は、
こんなトコロに住みたい。
でも、家賃が高いから、お父さんやお母さんは、そんなモノ必要ないと言う。
だから、家賃が高いとダメなんだ。
家賃を抑えて、抑えて、抑えて、抑えて、
リノベーションにかける費用を抑えて。
最小限でできる最大限を。
多感な青春時代を過ごすキミへ捧げたい。
捧げたい。捧げたい。捧げたい。
多感な青春時代を過ごす、あの頃の自分へ。
~北区・リノベーションマンション~
こんなのばっかり、44編。
みんな、買ってくれてもいいんだよ。
大丈夫。まだ、在庫はあるよ。
KAWABATA channel売店。
https://kawabatach.base.shop/items/11252995
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