【お茶を毎日飲みたくなるはず!】お茶の優れた抗酸化力を知っていますか?
お茶がいかに健康にいいか知ってほしい!
お茶は日常的に口にできる食品の中でも屈指の健康効果があります。
今回はそんなお茶の中でも”カテキン”に注目して、お茶がどれだけ体に良いかということをお伝えできたらと思っています。
これを読んだら健康のためにお茶を毎日飲みたくなるに違いない!!
抗酸化作用ってなに?
様々な病気の原因になる活性酸素
抗酸化作用を説明する前に”活性酸素”の説明をしておかないといけません。
活性酸素は厚生労働省では以下のように説明されています。
どうやら、活性酸素によって体が酸化して様々な病気が起こる可能性があるということです。
活性酸素によって引き起こされる可能性のある病気は以下のようなものがあります。
うーん、結構たくさんありますよね。
しかもガンや糖尿病などなど身近な病気が多い印象です。
どうやら活性酸素はたくさん発生させてしまうと良くないようです。
そんな体に良くないこともある活性酸素を消去する力があるのが抗酸化物質です。
お茶の持つ最強の抗酸化物質“カテキン”
お茶のカテキンの種類
お茶には4つのカテキンが含まれています。
・EGCg(エピガロカテキンガレート)
・EGC(エピガロカテキン)
・ECGg(エピカテキンガレート)
・EC(エピカテキン)
その内訳は下記のグラフの通り。約6割がエピガロカテキンガレートになっています。
このカテキンの中で、最も含有量の多いEGCg(エピガロカテキンガレート)が1番抗酸化力が高く、ビタミンEの10倍の抗酸化効果が三井農林様の調査でわかっています。
カテキンの抗酸化力の凄さ
このカテキン、どれだけ抗酸化力が強いかというと、これも三井農林様が調べてくれています。
つ・・・強い。
ビタミンCの約4倍、2位のブルーベリーにも2倍近い差をつけています。
お茶は普段口にする食品の中でも屈指の抗酸化力を持っているようです。
お茶からたくさんのカテキンを摂る方法
カテキンは抗酸化作用が強くて、EGCgが1番抗酸化力が強いものもわかった。
ではどうしたらその最強カテキンがたくさん摂れるのかというと、このEGCgは高い温度のお湯に多く溶け出してきます。
高い温度で淹れた時のあの渋み、あの味がカテキンの正体です。
抗酸化作用を求めてお茶を飲むのであれば、高い温度でお茶をしっかり抽出すればOKです。
例えば、お湯の温度は90℃、抽出時間で2分かけると、しっかりカテキンが出てきます。
ただ、高い温度で長時間抽出すると、味はかなり苦くなります。
高い温度でお茶を淹れると苦くなる理由については、以前に書いた記事を参考にしてみてください。
お茶は昔、薬として飲まれていた
お茶は鎌倉時代に中国から伝わってきました。
そのとき、中国ではお茶は薬として飲まれており、当初は日本でも同じように飲まれていたようです。
ただ、当時のお茶は貴重なものだったようで、一般の人には普及せず、上流階級の人が健康のために飲むものでした。
今や、どんな形であれお茶を飲んだことがない日本人はほとんどいないんじゃないかと思います。
改めてお茶の凄さに気づいて頂けたら嬉しいです。
カテキンを多く含むおすすめのお茶
かわばた園で栽培しているお茶は大きく分けて、”煎茶・紅茶・ほうじ茶・くき茶”があります。
その中でもカテキンを多く含むお茶は煎茶に分類される”番茶”です。
カテキンは光合成をすることによって増えます。
一番茶の中でも収穫時期の遅い番茶は太陽の光を多く浴びているので、カテキンが多く含まれます。
煎茶よりもやや苦味がある味わいが番茶の特徴ですが、これはカテキンが多く含まれているからこその苦味となっております。
日頃からお茶を飲む習慣を続け、健康な毎日を過ごしていきましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?