ニューキャリア体験談|ITコンサル勤務の27歳女性のケース
※この記事は、サービス利用者の方からのフィードバックを元に投稿しています。
まずは自己紹介
ITコンサル会社に新卒で入社し約3年が経過していましたが、長時間労働が続きずっと今の会社で働いていくイメージができませんでした。業務ではシステム設計・開発・テストを経験してきましたが、自分のやりたいことや向いていることが分からず、今後どのようにキャリアを構築していくべきか悩んでいました。
そんなキャリア迷子の状態で体調を崩し退職し、退職後に2ヶ月間ほど休養を取り転職活動を始めました。
なぜニューキャリアを利用しようと思ったのか?
転職活動をせずに退職してしまい「次の仕事を早く決めないといけない」と焦る一方で、次の転職先は失敗できない、自分に合った仕事や会社を選択したいという思いがありました。最初は転職エージェントを利用し転職活動を進めていましたが、転職エージェントの仕組み上、エージェント都合による求人紹介になる可能性が高いため、エージェントの話しを全て鵜呑みにせずに転職の軸を自分で確立する必要があると感じました。
ただ、自分の考えやキャリアを客観的に妥当かどうか判断することに限界を感じ、人材業界のプロの方に利害関係なくアドバイスや意見をしてほしいと考えていた時に、たまたま川畑さんのTwitter経由でニューキャリアを見つけ、IT業界に強く実績のあるエージェントの方からキャリアカウンセリングを受けるのは最適なのではと考え利用することに決めました。
ステップごとに何をやったのか?どう考えや方向性が整理できたか?
①ライフ分析
幼少期から現在までの充実度をスコアリングし、自分の感情の癖や価値観を抽出しました。
過去を振り返ると、個人よりチームで協力して成果を上げたいという価値観が強いことがわかりました。現職では個人で成果を出すことが求められる機会が多かったため、仕事で充実度を得られるケースが少ないことに気づきました。自分のみが評価されるのではなくチームで目標達成を目指し、且つ自分のスキルがチームに貢献できていると感じられる状態が一番充実度が高まる状態だということを認識しました。
②仕事分析
現在の仕事における成長や課題の整理をしました。現職ではエンジニアとしてシステムの設計や開発業務がメインでした。業務自体は嫌いではなくプログラミングが好きだったり、ロジックを考えるのも楽しかったため適性はあり成果も出せていましたが、チームではなく個人で成果を出すことが求められることが多く、仕事で充実感を感じる機会は少なかったです。
逆にチームワークが求められる時がやりがいを感じながら働けていたことに気づきました。仕事分析の結果もライフ分析の結果と同様にチームワークを重要視する傾向があることが分かりました。
また、エンジニアとして働く上での自分の課題として、決められた仕様通りに正確にミスなく開発を行うことに面白味を感じなくなっていました。自分の場合は、より良いサービスをクライアントやユーザに提供するためにどうすればいいか考えることがしたいということが分かりました。
転職活動はどう進めたのか?
ライフ分析や仕事分析から転職活動の軸を決めて、川畑さんに紹介していただいた転職エージェントと転職サイトへの登録をしました。エージェントで紹介してもらった求人と転職サイトでスカウトが来た会社に応募し転職活動を進めました。
自分の場合は、面接に苦手意識があったため、面接の日程が決定したら面接前に川畑さんに面接対策をしていただきました。面接対策で面接のコツを教えて頂いたため、面接も緊張せずに落ち着いて対応でき面接の通過率がとても高くなりました。
また、複数の転職サービス媒体に登録していたため、どのように選考を進めていくのがいいのかを利害関係なく、あくまでも第3者のアドバイスとして教えて頂いたため、迷いや悩みが発生したら相談させて頂きながら進めることができ、とても心強かったです。
最終的にはどんな仕事に転職を決めたのか?
スクラムマスターのサポートやシステム企画をする仕事に決定しました。前職のウォーターフォール開発で工程を分割しながら進める開発形式と違い、スクラム開発はチームワークがより重視されます。チーム一丸となって開発に取り組む方が自分の充実度が上げると自己分析で認識していたためスクラム開発をしている会社を選びました。
また、仕事分析をしている中で自分は設計やコードを書くことも好きですが、チームの課題を分析しどう改善していくかを考える方が得意だと気づきました。スクラムマスターは開発チームがうまくいくようにチームをサポートする役割のため自分の適性により合っていると考えています。
また、システムの企画から携わることもできるので、エンジニアとして決められた仕様通りに開発するだけでなく、より良いサービスをユーザに提供するための施策を考える業務にも携わる機会があるため、今までの業務経験を活かせてサービスの上流工程にも挑戦できる転職先に決定しました。
良かった点/改善点(上記でフィードバックしてもらった内容)
■良かった点
・転職活動をせずに退職したため焦りや不安があったのですが、定期的に面談をして頂いたため冷静に転職活動を進められました。
・面接が苦手だったため、面接対策面談をして頂いた結果、面接通過率が高くなりました。
・他業種への転職も最初は視野に入れてましたが、全く畑違いの職種の実態などを教えて頂いてキャリアの軌道修正が出来ました。
・面談の日程調整が希望通り早く設定できたため、スピーディーに転職活動を進めたかったので有難かったです。
■改善した方がいい点
・あくまでもキャリア相談なのでサービス外だと思うのですが、自己分析やキャリア分析をした結果、自分に適したオススメの企業など具体的に教えて頂けるとより助かったかと思います。
総括(転職活動をしてみてどう思ったか?)
転職活動前は焦りと不安で納得の行く転職先が見つかるイメージができていませんでした。しかし、ニューキャリアを利用し自己分析や仕事分析、キャリアプランを見直しながら転職活動を進めることができました。
結果的に納得感のある転職活動ができ希望の職種にキャリアチェンジをすることができました。川畑さんに相談しながら転職活動を進めることで、早く決めないといけないと焦りから妥協して転職先を決定するのではなく、冷静に自分が納得の行く転職先に決定することができたと思います。
また、今回ニューキャリアを利用して仕事分析や自己分析をしてキャリアプランを構築していくことの重要性を学びました。転職したから全て上手くいくとは考えていません。転職後も自分の仕事の棚卸しをする機会を設け、理想のキャリアプランを構築していくにはどうすればよいか検討し、自分のキャリアをより良いものにしていく方法を今回の転職活動で学べたのは大きな収穫でした。