2024年1月感想雑記
こまごまとした軽い感想を残しておくための記事です。新しいものを上にして追記していきます。
あけましておめでとうございます。これ書いている現在、もう1/13。とりあえずのアップがされるのがいつなのかわかりませんが、今年もちょろちょろとやっていけたらいいなあ、という感じです。よろしくお願いします。
あと、こちらの事情でさらにどうでもな話で、メモアプリをEvernoteからNotionに変更したのと、文章を書くのにPCも使い始めたので、同一記事内でところどころ表記・書き方の揺れがありますが、なんていうか、気にしないでください!!!(乱暴な解決策)
本
『クレリックサーガ 森を覆う影』
前作で呪文があんまり使われないな……とか思ってたんだけど、冒頭からスピーク・ウィズ・デッドが使われてて驚いた。それこそ、物語では使いにくそうな呪文な気がするので。
カダリー、サイレンス使えるのかな? レベル3になるかどうかみたいな? それはそれとして、魔法の準備の仕方がクレリックじゃなくてウィザードのそれな気がするんだけど……とか読んでたけど、デニーア神の呪文の準備がこういうスタイルってことかあ! と、あとで気づきました。
エルベレスとイヴァン……! エルフとドワーフの友情が好物すぎる。あと演説のシーンにも弱いの。
素晴らしい回復魔法の描写だ……! めちゃくちゃいい。
さて、2巻を読み終わり、話も展開してキャラクター性も深まってきて面白くなってきたぞお。というところで日本語展開が止まっているのが悲しいね。バルダーズゲート3需要で書籍も復活・再開したりしないかしら……。
『近畿地方のある場所について』
本というかカクヨムで読んじゃったけど、とりあえずここで。
ふだんあまりTwitterのおすすめタブを見ないようにしてるんだけど(際限がないのと、燃えている話題が多くて嫌になるから)、ホラー小説がどうのこうので話題になってて、その流れで読みました。前から知ってはいたし読みたかったので軽い気持ちで。
いやあ、これは引き込まれる。
お嫁も面白いって言ってたし、周りからもアレはいいよって言われてたもんなあ。
「見つけてくださってありがとうございます。」怖い。
かきもあります。
ラストに向けて、しっかりと謎が解けていくのもよかった。後日談的なオチも気味が悪くていい……!
『読んでいない本について堂々と語る方法』
文庫版じゃなくて単行本で読みました。
『勉強の哲学』から。『バーナード嬢曰く』にも出てたような。
適当いうと、構造主義的に読書行為を捉えたってことなのかな……。
著者はいろいろ言うし、面白くも励まされるが、とはいえですよ、アレコレの本を「流し読み」してるわけで、まあ流し読みして忘れちゃうにしても、思い出すことはあるからいろんな本を読みたいよね、って思った。
・ヴァレリーによるアナトール・フランス評。
こ、これはマジですごい。何も言ってないというかフワッとディスっているというか。p43のベルクソン評も同様。
以下のあたり、かなり面白かった。
ここまで来るとかなり極端な例だけど、笑ってしまうし、それでいてたしかにありうることだよなあとしみじみしてしまう。
で、この話、単純に面白いけど、このあと読んだ『ライティングの哲学』と少し重なる気がした。忘れてしまってもなお同じことを繰り返し書いているなら、それは大事なテーマなのでいいんだ。
えええー???
訳者あとがきでも書かれてたけど、ここほんと面白かった。
読者の不完全さみたいなものを語ってきて、ここにきて、いままで引き合いに出していた本の内容が細かいところで「でっちあげ」(ではないらしい、著者曰く)だったとは、これは上手い作りになっている……!
『ライティングの哲学』
『読んでいない本について~』と同じく千葉雅也さん関連で読もうと思ったら、だいぶ前にBOOK WALKERで積んでいた。えらいぞ過去の自分。
「忘れてしまってもなお同じことを繰り返し書いているなら、それは大事なテーマなのでいいんだ」って話。
読書猿氏が、詰まったときに書いてきたものを捨ててしまってもう一度始めて、「無能のフィルター」によってふるいをかけ、それでも残るものがある(あったりする)なら、それは書かなくてはいけないなにかだと書いていた。
もちろん、自分はそこまで文章に詰まって苦悩もしない……というか苦悩するくらいなら単純に書かないし、書きたいときに書けるだけ書いている何者でもない人間なので、すごく刺さるとか迷いが晴れるとかそういうのではないのだけど、それでもまあ、しょっちゅう同じようなことを書いている(言っている)なあという心配? 不安? は必要ないんじゃないの、とありがたくいただいた。
映画
『殺人ワークショップ』
・久しぶりにホラーでも見ようかと思ったけど、思ってたのと違った。
・冒頭からめちゃくちゃに胸糞映画! すごいぞ! やたら生々しい長尺のDVシーンにかなりイヤな気持ちになる!
・しばらくは講師のヤバいシーンが続く。まあずっとそんなシーンが続く。
・こんなちょうどいい廃ビルが! こんな鉄パイプみたいな鉄パイプが!
・なんかわからんけど、チューしていい音楽が流れる。騙されないぞ!
・主人公の眼鏡っ子、もう強くなったのでラストシーンは安心して見てられる(?)
・『オカルト』、『コワすぎ!』の江野くんなのかな……と思ったけど、役名がやっぱり江野になってるみたい。『オカルト』後の特殊な状態ってことなのかなあ……。
ゲーム
『8番出口』
あんまりうっかりで買うものではないと思うんですけど、先日ついうっかりゲーミングノートを買っちゃいまして。買うか悩んでる時に、お嫁が「もしかして『8番出口』できるんじゃない!?」って言ってたので(なんで知ってたんだろう?)、遊びましたよ!
いやあ、たしかにこれは流行る……! 面白いね! しばらくウオウウオウと唸りながら右往左往して、無事脱出!
しかしPC買うのいつぶりだろう……15年は経ってるけど……当時買ったグラフィックボードを思い出すに18年前かもしれない。マジで怖い。
『バディミッションBOND』
モクマが全方位からモテるなあ。BONDメンバー全員のみならず、にもナデシコやらイズミやらタンバやら。
いやあ、アーロンがどんどん丸く……!
チェズレイはおふくろさんめいてきた。
フウガについて、さすがに気づいてた人たちはもうちょっと何かしていれば……と思うけど、里のみんなが思っちゃったのかな、「ま、いっか」って(マイカジョーク)
カジノ王もシキも死んじゃう展開というか、理由がちょっと「えー!?」ってなったのは正直なところ。カジノ王は横に避けるだけでよかった気がするし、シキも爆弾が誘爆するならひとつだけ遠隔操作できるものを用意できればよかったよね……? ちがうのかな? 浅はかな考えかな……?
あ、いや、2人とも実はファントムなのでは……???
ていうか姿を自由自在に変えられるってなかなか強い設定だな。
ファントムの正体、ぜんぜん違った。
と思ったらちょっと合ってた。
最終ミッションのタイトルが「BOND」。強い。こういうの大好き。
ラスト潜入パートのトロッコ。飛び降りる必要がなかったので笑ってしまった。
プレイ時間が思ってたより大ボリュームで、連続ドラマを数シーズン見た気分。アドベンチャーパートはフルボイスで自動送りできるので、ご飯食べながらドラマを見る感覚で遊べた。
ゲームとしては難易度が低いというか子ども向けな感じがするけど、シバコ絶賛時のなんでそんなにかわいいのかよ(孫)とか、選択肢のエンダァイヤァーとかが結構中年向けだよなあ。
あと、意外とルークの話が重くて(前半の拷問のところとか、後半のファントムとの対決とか)ビックリ。重さもあってか、ちゃんとヒーローの話になってよかった。
以下、気が向いたらパシャパシャ撮った愉快なスクリーンショット(のツイート)を貼るかもしれないスペース。
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