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『シャン・チー』/映画・マーベル

アメリカ・サンフランシスコで平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった...。しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか...?世界の未来をかけた壮大な戦いが、いま始まる!

・誰なの! から始まる新キャラクター! でも人数はたくさん出てこないのでおじさんにも優しい! ありがとうマーベル!
 すっかり忘れてたけど、テンリングスとかマンダリンの設定がここで回収されるのね。単語としてはMCU一作目から出てたのか。すごい時間かけて回収したなあ!

・アクションのテイストが違ってカッコいいね。ぜんぜん詳しくないんでわからんけど、カンフー的なのかしら。冒頭のバス内アクションからして惹きつけられる。

・主人公の父母が初めて出会って戦うところ、求愛のダンスみたいで、ロマンチック。バーフバリで、戦いながら相手のメイクをするというやたら印象に残る謎のシーンを思い出した。……いま考えても摩訶不思議なシーンだったな、アレ。

・母は不在で父を超克するという、フロイトさんの便利すぎる概念が頭をよぎるが、父と和解したり(いや、これはまんまか)、ケイティとカラオケに行ったり、妹が組織を継いだりするのがひとひねりしてあるところなのかなあ……。めちゃくちゃ適当に言ってます。

・ちょいちょい参照している、『マーベルアベンジャーズ事典』によると、(原作設定では)父ちゃんが圧倒的に強いが、非物理攻撃力・テクニック・知性が6の高スペック父ちゃんに対し、息子がテクニックだけ最大値の7を持つところで勝ったのかしら。この事典、ものすごい力以外をすべて「テクニックがある」で説明しようとするあたりが好き。ブラックウィドウとかホークアイもテクニックがあるから、あんなにむちゃなことができるし強いんだ!
 うーん、テクニックとは……。

・ついでに原作設定では指輪なんだね、リングス。腕輪でアクションを見せるほうがいいと判断されたのかしら。映えるから。

・父ちゃんはリングの力で1000年生きてたらしいけど、ターローの奥の世界も含めて、まーた、未知の領域・パワーが出てきたな……! 次作も含めて新展開が多そうだけど、どう絡んでいくのか。

・シャンチーが新しいヒーローに加わるとして、ケイティは……戦うのかな……??? 「ちょっとやるとなんでもできちゃうけど、その反面で飽きっぽい」みたいな人物像だったけど、そんな友情出演くらいの雰囲気でマルチバースなウォーに関わっていく……のか……?
 妹のシャーリンは、一筋縄ではいかないシャロンカーターみたいな立ち位置になるのかなあ。シャロンよりは協力してくれそうだけど……どうなるのかなあ。

・暇さえあればディアブロ4やってるので、ご飯食べながら途切れ途切れに見るという、冒涜的な鑑賞態度だったけど、結局最後にはシャンチーも面白くて好きになるという……くそう、いつもそうだなんだ! マーベルすごいね!

 さあ、次はエターナルズ……って、誰??? なに???

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